状況把握や認知の異常
こんにちは、謙児です。
今日は、私の特性と思われる話。
というか、この話を書いてしまうと、
この疾患名について私が言えることは
なくなってしまうことにもなります。
私の特性は恐らく認知機能の不全
でしょう。
よく私は、
「言われても、言われても、わからない」
「気付くのが遅い」
「視野が狭い、アンテナが低い」
「自己チュー」
「考え方がおかしい」
このようなことを言われていたことが
思い出されるのですが、そう言われても
具体的にどこが、とは私には理解が
できていないのですね。
ただ、そういう面があることだけは
わかっていましたから、いつも気にして
不安や焦燥に駆られていた訳ですが、
そもそも認知機能に不全があるのですから、
いくら態度などで示されても、悪い
ことだけはわかるものの、どこが、とは
本当はわかっていない場合もあったのだとは
思います。
ですから、社会生活に支障が生じても
当然と言えば当然です。
ただし、理解できるようにきちんと
説明されれば、恐らく私の場合は
理解がいずれはできるのだと思います。
こういうトレーニングを積み重ねれば、
定型脳に近づけるような気もしなくは
ないのですが、そもそも機能障害で
あったとするなら、近づけることは
できても、同等にできる、とまでは
言えないのかもしれません。
というのが、私の一応の結論付け
ではあります。
ですので、この件について私自身が
深く考えようとするのは終わりにして、
あとは専門家に任せたほうが
適切だろう、とは判断しました。
ということで、私もいろいろと
資料を漁ったりしたものですが、
こういう結論が出た、ということで
この件を考えるのを止めるべきでしょう。
たぶん、余計に混乱しておかしく
なる気がします。
ということで、今後は自分の疾患名に
関する考察はしなし、もちろん
書かないことにはなるでしょう。
ブログには、ただ日々感じた日常などを
私は書こうと思います。
たぶん、私と同じような部分で、
機能障害がある方は、いくら
自問自答しても答えは出ないと
思いますよ。
この稿も、親とじっくり話して
いくうちに、出たものでもあります。
ということで、この手の私のお話は、
これで終わり、ということに
しましょうか。
私は、若いころから必死に定型の人に合わせようとしていた
こんにちは、謙児です。
私は、アスペルガーなんですけども、
必ずしも感情を理屈でしか理解
できない人ではないようです。
ただ、ごく稀にですが、
とんでもなく非常識に他人の感情を
無視した言動や行動がみられます。
それをやらかすと、縁を切られかねない
ほどですが、そこまでひどいものは、
ごく稀にしかリアルでは出ないので、
私は恵まれていたほうなのかも
しれません。
もっとも、実はアスペだった、
ということは、弁解の理由には
なり得ませんが。
私にひどいことをされた相手は、
それが障害のせいだったなんて伝えると、
余計に憎悪と偏見を感じることでしょう。
何が悪かったかの本質も、本人が
気付いていなかったのですからね。
やっぱり、アスペとわかった今でも、
何が悪かったのか理解し、
常に反省する気持ちはとても大切だと
思っています。
さて、実は私は、かなり幼少の頃から、
本当の自分は集団の中では破天荒で
メチャクチャな人間であることは
ちゃんと理解していました。
しかし、本当の自分を素直に表に出すと、
いつか総スカンを食らうように感じてくると、
本当の自分を偽って、普通(定型)の人に
合わせよう、とそれが障害?とは知らずに
必死になっていたことが思い出されます。
今では、普通に接していても、
「変わった人」とは思われるでしょうが、
「本当はアスペなんじゃないの?」と
思う人は最初はあまりいないのかも
しれません。
その代わり、定型の人に合わせようと
するあまり、私は対人関係で
極度の緊張をするように
になりました。
そして、緊張が度を過ぎてしまうと、
結局、破天荒な自分が姿を現し、
周りから呆れられる。
私の実態とはそうです。
緊張の度を超すことが多くなると、
精神的不調も出やすくなるのです。
ただ、実を言うと具体的にどういう
言動や行動がそうなのか、
自分で理解できていない部分も
多少はあります。
ですから、どこでも「変わった人」
にはなってしまうわけです。
もちろん、必ずしもではありませんが、
環境によっては「異常な人」になります。
もっとも、思考のおかしな部分を
理解していることもある訳で、
わざと過激なことをことをしたい
時は、素の自分を出す、という
使い方をしていた気がします。
こういうメカニズムをお伝えすると、
私が発達障害であることを、
何故その言葉がふさわしいのかの
一端が見えてくるのだと思いますが。
ですので、
「私は、考え方がオカシイ自分の本質が根底にありますよ。
ただ、一生懸命正そうとしています。」
と説明したほうが、理屈としては納得を得やすいでしょう。
もちろん、そういう部分が他人に理解
されてくると、離れられるのも道理です。
なので、私はずっと「自分は人間としての価値のない人物だ」
と本当は思っていました。
というか、その通りですね。
実際は、自分でも気付いていないだけで、人並み以上に
他人に不快な思いを実はさせていて、
自分でもわかっているような、いないような。
私自身もそんな感じだと思います。
では、似た者同士集まればいいのか、というと
必ずしもそうではないと私は思ったりします。
自分で気付かない、他人にとっては不快な行動や言動
というのは、人によって差異がありますから、
私はトラブルが起こりやすい気がしてなりません。
ですから、同士と交流を深めていきたい思いもありますが、
気の合う人は慎重に探す必要がある、と
考えたりします。
地元にも当事者会はありますが、なかなか参加する
踏ん切りがつかないのは、こういう懸念もあるためです。
でも、これまとめてたら、自信がなくなってきた。。。
そういう脳だから、私はいつ気付かずに
爆弾発言してしまうか、わからないような人なのか・・・
昔の診断名は、前々から違うとは思っていたけれど
こんにちは、謙児です。
実は、前々から以前の精神障害の
病名は「なんか違うな」とは思って
いたのですが、だからと言って
初めから「アスペルガーに違いない」
と思っていた訳ではありませんでした。
ただ、可能性のひとつとしてあり得るのかな、
と思っている程度で、少なくとも、
今の症状は単なる神経症的な症状だな、
という印象だった、ということです。
もちろん、何度も就労は試しましたが、
その症状が大きく露出して悉くダメだったので、
何らかの障害にはなるんだろうけども、
それでは一体何なんだ? といった
感じが正直なところでした。
ただ、ここでひとつあらかじめ、
実際に感じたことを言っておきたいのですが、
世の中の人の反応は、
と言っても、「だから何?」といった
印象である、ということ。
これは、精神障害を実際に持っている人や、
少々知識を持っている人に言ってもそうです。
「どっちでも一緒」
「要するに、アタマおかしいことには変わりない」
「診断名が変わっても、生活に何の変化があるのか」
こういう感じでしたので、私もネットで
啓発するようなことはやめて、
ご覧の通りブログタイトルも変えました。
やはり、劇的な診断名の是正に成功した、とは
全然気付かれないようです。
ですので、変わったことで、どういう
将来の可能性が出てくるのか、
という話をしてみたところで、
受け流されるだけのような気が大きくするので、
ほとんどしていないような状況です。
話を戻すと、私も回復のための病気の
情報はいろいろ収集していたのですが、
正しくはアスペルガーだったと
疑い出したのは、とある実際の
医師の指摘です。
ハッキリそうだと宣告されたのですが、
もちろん私も疑うほうが先でした。
ですが、きちんとした病院の
具体的な診断できる医師名まで
紹介された具合でしたから、
狐につままれたつもりで、
出向くことにした訳です。
都合、その後に3人の医師に
診てもらうことになった訳ですが、
紹介を知らせずに診察を
受けたドクターも含まれるのにも
関わらず、全て
と診断され、書類も出た具合でした。
実は、そこまで確かめて、
やっと私は自分で納得ができた
次第なのです。
また、薬についても精神障害としての
薬は、ギリギリまで減らして
いましたので、
(私は、自分で勝手に減薬してはいないのですが…)
急に薬が変わっても、幸いにも大した
影響は出なかったことも幸いでした。
実際には、向精神薬が抜けたことで、
顔色も良くなり、睡眠時間も普通で
済むようになっています。
また、症状のメカニズムを他人に説明
できるようにもなっていますので、
より正しい回復や障害者採用での就労の
可能性もぐっと大きくなったと
言えます。
(精神障害の方だと、可能性がない、
という意味ではありません。
私は今まで、自分でも何故精神障害
なのか、という説明ができなかったためです。)
こうして今、必死に治療に励んでいます。
もちろん、更に医療が進めば、より
細分化した診断名などが出てきて、
治療法も新たに出現するものも、
あるかもしれませんが、
少なくとも私は、悪い方向には
進んではいない、ということは言えます。
ですが、先日のエントリーにも書きました
通り、私も誰にでも診断名の是正を
お勧めするものではありません。
やはり、薬を変えていくことに抵抗が
ある人のほうが、はるかに多いでしょう。
また、本人が可能性を考えることに
大きく納得していないと、診断名が
違っていることが合っていたとしても、
挫折する危険性のほうが高い、
ということは、ハッキリと
申し上げておきます。
その上で、私はこういう事情だったのだ、
という今日は参考としてのご紹介を
してみました。
これと全く同じことをすれば、
汎用的にできる方法とは決して
言えない、とは念を押すようですが、
今一度申し上げておきます。
適切な方法は、本当は自分や
身内でないと判断できないものでも
あるのです。
実は、離脱症状っぽいものはあったらしい
こんにちは、謙児です。
今日は、向精神薬の誤投薬による
過剰投薬をされると、何が起こっていたか、
という話です。
私が、入院中に苦しめられていたのは、
ズバリ言うと、アカシジアです。
病院でも、アカシジアなんて起こって
いたのは、私くらいしかいませんでしたが、
その後薬が弱くなると、出なく
なった症状ですので、
あれは確かにアカシジアであった、と
私は声を大にして言いたいところです。
アカシジアというのは、過剰投薬や
急激な薬の変更や減薬をすると
起こる症状ですが、
私も典型的な症状である、
「じっとしていられなくなる」ような
歩き回っていられずにはいれない
症状が明らかに出ていました。
そして、頻尿の症状も然りでした。
病室とトイレを常に行ったり
来たりし、本当は膀胱に尿は
たまっていないのに、
無理に尿を絞りだそうと
していました。
ひどい人になると、膀胱破裂など
起こっていたそうですが、
よく私は膀胱炎にすらならなかったものです。
でも、恥ずかしいですけども、
その後自分からオムツを所望した
ほどでもありました。
もっとも、これはかなり年月の昔の
話です。
私も、アカシジアなんて言葉、
最近まで知りませんでしたし、
入院当時は、まさかそれが
過剰投薬の影響とは、
知る由もありませんでした。
アカシジアの症状がどれだけ
苦しいか、なんて言葉では
とても説明ができません。
二度と絶対に体験したくはない、
重すぎる経験だったと
言えます。
でも当時は、それほどメジャーな
現象ではなかったのかもしれません。
その後別の病院でも入院した時にも
起こったのですが、
本当にドクターも、何だか
わからなかったようでした。
私は、ガンガンと苦しいと訴え続けて、
その都度寝れる注射をしてもらい
ましたので、まだ良かったのかも
しれませんが、
薬物依存が高い、と受け取られて
いたのは、とても心外でした。
さて、時は流れ、診断名が変わってから、
実は私も離脱症状の
ようなものが起こってはいたようです。
アカシジア、とまでは言えないと
思いますが、休んでいてもいいのに、
何かせずにはいられなかったり、
じっとしていられても、
イライラとした状態が続く
時期はありました。
ですが、我慢しようと思えば、
何とか我慢できるレベルでしたし、
頻尿はありませんでしたから、
お風呂に長く入ったり、お灸をしたり
して実は凌いでいました。
この程度で済んだのは、
不幸中の幸いだったと言えます。
もちろん、これが今後いつ再現したり、
よりひどいものが現れるか
わかりませんので、
油断はできませんが、
私こうであった、という
お話です。
私、実は相当に忍耐強かったのだな、
と自分で自分に呆れていたり
します。
同じアスペルガー診断済でも、いろいろあるようで
こんにちは、謙児です。
実は、向精神薬が抜けて、少々
不安定な状況が続いていたのですが、
私はPCをいじっていると、
落ち着くようです。
先週は、いろいろと出かけて精神的に
疲れすぎて、不調がいろいろと
発生した感じはありましたが、
室内で落ち着いて過ごせる
ようなった今週は、ようやく
安定してきたような感じです。
出かけた、と言っても、かつて
働いていた時ほど全然ハードでは
ありませんので、私は就労を
目指していますが、まずは
生活支援や就労準備訓練を改めて
受けることから始めることに
なりそうです。
治療のほうも、私のようなケースの
カウンセリングを安価で引き受けて
くれるところがようやく見つかりまして、
自分再発見の意味も含め、
今後に向けて活用していきたい、
といったところです。
ですので、実際の就労、となるのは
まだまだ先にはなりそうですが、
発達障害の就労実績は、首都圏を
中心に飛躍的に増えているようでも
ありますし、
期待していきたいところでもあります。
ただ、同じアスペルガーと言っても
やっぱり個々の状況はそれぞれに
かなり違うようです。
診断されていても、普通に一般就労できる
人もいるようですし、就労できない、
というか、社会保障制度を受けられる
場合もある故に、まずそれを使って
休みたい人など、様々なように
思います。
本当に働けないほど状態が悪い人は
仕方がないですが、安定してくれば
障害者雇用にチャレンジする人も
増えてくるといいな、
と思うところでもあります。
でも、同じ成人当事者でも、社会人
経験のない方は、またいろいろと
違ったりもするよう。
仕方がないとは言え、話が合いそうに
なく感じる部分もなくはないです。
さて、見ておわかりのように、
ブログの構成を、また結構
いじっています。
こういう作業なら、昔取った
なんとやら、で疲れないもので。
広く意見をいただけやすくした
つもりですが、「発達障害」という
キーワードだけでここへご来訪
されて、私とは違うケースのことを
おっしゃられる方もいるので、
申し訳ありませんが、
ご返信はお約束できません、
という方針で貫かせていただいて
おります。
勝手を申しますが、ご理解を
よろしくお願いいたします。
文章ではわかってもらいにくいですが、
まだまだ私も十分に三次障害の病人の域
ですので。。
なお、この分野ではどのくらいあるのか
不明ですが、
ハラスメント行為は晒してそのまま
消しませんので、そのつもりで。
あんまり多ければ、対策しますけど。
そんな感じで、今後ともよろしくです。
なんか、わかってきた気がする
こんにちは、謙児です。
精神障害では、昔から多かったんですが、
「詐病」して社会や仕事から逃れ、
社会保障制度で生活している人は、
実は結構いました。
今は、かなり変わりましたけど、
一時期は簡単に病名をつけてくれる
医者もいたのですね。
実際はないのに、「幻覚がある」
ようなことを言い続けると、
病名がついてしまうような節は
ありました。
そして、本当はそんな症状は
ない訳ですから、薬は飲まない。
そうして、「統合失調症だったけど治った」
と、武勇伝のように言っている
人がいましたね。
批判されるべき医者も然りかも
しれませんが、患者も患者で質が悪いのが
結構いた、とも言えます。
現在は、発達障害がブーム?のような
感じになっています。
かつて、うつがクローズアップされたように、
特にアスペルガーやAD/HDと診断されたがっている
人が相当に増えた、と言えます。
以前なら、「うつではないか?」と病院に
駈け込んでいた層でしょう。
でも、同じ発達障害でも
「カナー症候群を疑っている」などという人は
いませんね。
これも、妙な話ではあります。
当の私は、はじめからアスペを疑って
いた訳ではなくて、でも、統合失調症という
病名は違う、とは思っていたのですね。
だって、幻覚や幻聴はない、と
はじめから言っているのに、
ドクターが勝手に、ある、とカルテに
書いているんだもん。
そりゃ、信じられる訳がありません。
ですが、病名の根拠の納得のいく
回答が得られないまま、流されていた
自分も悪いのですが、
ネットの医療サイトでドクターに
その旨書いて相談してみても、
「統合失調症が疑われます」
と言われる始末。
そういうものなのだな、と
諦めるしかなかった感じでした。
ところが、別のとある場所で相談したところ、
と宣告され、唖然としてしまったことが
今でもよく思い出されます。
その頃は、大人の発達障害、というのも
出てきていましたから、想定の範囲外
ではなかったものの、意外すぎる
回答に驚いたものです。
そもそも、精神病どころか精神疾患でも
なかった、ということですから。
こうして、「私は本当にアスペなのか???」
という、裏付けを取りにいろいろと
動いて、今こうなった、ということです。
話を戻すと、従来は発達障害は児童期に
親が病院に連れていくものでしたが、
大人の発達障害が出てきてから、
先に書いた、以前なら「うつではないか?」
と病院に行っていた人が、発達障害専門医
のほうに殺到することになったことで、
混乱が大きくなっている、と言えます。
なので、私は電話で先にインテイク面談をして、
深刻度が高そうな人を優先するようになるよう、
提案したいところです。
ところが、実際は書籍などを自分に都合よく
解釈して言っている人が多いような
現状もあるのですね。
私も、心配がある、というだけで専門医に
行ってはいけない、とまでは決して
言いませんけども、実際に診断される
数は多くない、という現状を見ると、
うーむと考えてしまいます。
一方で、それでも気付かずにそれが
社会人としての当然の苦しみと思って
生活している人もいると思います。
それを考えると、私はとても複雑なのです。
さっき、ブログ村に出した要望
こんにちは、謙児です。
下記の私の説が合っているとも、
この通りに要望が通るとも、
全く思ってはいませんが、
昨日の記事に関連して、やっぱり変だと
思って出してみました。
http://others.blogmura.com/board/tpc/res_topic57_56025_0.html
思うところがあれば、
ご意見をうかがえれば、と。
よろしくお願いします。
---
いつも、お世話になります。
私が所属したいカテゴリではないのですが、
というカテゴリの新設を希望します。
昨今、発達障害が注目されていますが、
「自分(または家族)がそうではないか」
と言いつつ、診断を受けていない人も
急増しています。
たぶん、そういう需要があるのだと
思いますし、私のような診断済の者とは、
ブログ内容の方向性も違うと思いますので、
ぜひご検討をお願いいたします。
--
上記に関連して、引き続きご提案です。
現在、発達障害関連のカテゴリは8つありますが、
(注意欠陥・多動性障害/自閉症スペクトラム/アスペルガー症候群/高機能自閉症/自閉症/成人発達障害/広汎性発達障害/発達障害)
正直、どのカテゴリに登録すればいいのか、
迷うような状態ですので、整理をご検討いただければ、
と思います。
以下、私の見解で書きまして恐縮ですが、
現在は、単体で「自閉症」という用語は、一般的に
俗語としてしか用いられていません。
かつての自閉症的症状は、現在ではより広く捉えられており、
「自閉症」という言葉が必ずしもマッチしていないためです。
それ以外の7つを私の考えで体系的にまとめてみますと、
発達障害 - 成人発達障害 > 自閉症スペクトラム > 広汎性発達障害 > 高機能自閉症 > アスペルガー症候群 - 注意欠陥・多動性障害
このようになると思いますが、上位ほど範囲はそれだけ広くなります。
実際の診断名として用いられる用語は、他にもありますので、
大きな括りでなくて、実際の診断書で用いられる
診断名を基本に、再編していただくことを、個人的には
希望したいと思います。
もちろん、人それぞれに、いろんな見解がありますので、
すぐには難しいとは重々承知しておりますが、
こちらもご検討いただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
---
http://others.blogmura.com/board/tpc/res_topic57_56025_0.html
診断されていないのに、当事者の輪に入ってくる人の心理って???
こんにちは、謙児です。
以前は、精神障害のカテゴリで
ブログを書いていたので、余計に
思うんだろう、と感じている
ところですが、
精神障害では、基本成人当事者しか
ブログ・SNS等で情報を発信していませんでした。
ところが、発達障害のカテゴリに
移ってみたら、診断済・未診断を問わず、
当事者・親などの家族のブログ、
ごちゃまぜになってしまっている
ことに、ちょっと戸惑っている
ところです。
本来は、社会経験ありの当事者・それ以外の当事者・
家族・診断済・未診断などのように
区分けするべきのような気がするのですが、
一緒くたになってしまっているので、
訳がわからなくなっています。
(ひとつふたつなら、私も目くじらを立てないのですが、
某SNSのコミュなんかを見ると、スゴいことに
なっています。)
正直、私なんぞに児童期の発達障害の話を
振られたりしても、時代が違うので、
答えようがないのです。
例えば、「私は学生の頃辛かったですが、
基本休まずに死に物狂いで頑張って学校に通い、
2年浪人しつつも大学を4年で卒業して就職しましたよ」
なんて言っても、これは事実ですが、
現在ご心配をお持ちの親御さんには
参考にならない話になってしまいます。
さすがに私も、「二次障害が出てみるまで待て」とは、
時代が違う今は言えません。
私から言えることは、未診断関係者の方で
相談事があるとすれば、
ネットに直接書くのではなくて、
大都市部にあるNPOや民間などの支援団体に
相談してみてはいかがですか、
という話になります。
これは、未診断の成人の方でも同じです。
それにしても、「自分は、うつ病に違いない」などと
診断前にネットのプロフィールで書いて
いる人は、私は見た覚えがあまりないのですが、
診断前に「発達障害の疑い」と書いて輪に入って
来ている人が、あまりに多いのは不思議です。
専門病院に行ってみたら、「違います。精神疾患です。」
と診断されたら、それでも公表して
書けるものなのでしょうか???
この心理は何だろうな、と思って考えて
しまいました。
背景はわからなくもないです。
専門病院はどこも数ヶ月待ちであるということ、
公の支援機関でも同じで、場合によっては
門前払いされてしまうこと。
なので、ネットで情報を求める流れになってしまうのは、
仕方ないと言えば仕方ないのですが、
少なくとも私について言えば、前述のお答えしか
できないのが事実です。
困っていることがわかっているからこそ、
無責任な助言はできないのです。
それは、わかっていただければ、と思います。
あとは、疑いを持っているけども、
診断されるのが怖いとか、嫌、とか、
本人が否定して聞いてくれない、というものも
あるでしょうか。
だからと言って、当事者の輪に入って来る、
というのも、私から見たら異質に見えます。
ぜひ、診断をきちんと受けていただくか、
その前に相談したければ、余裕ある支援機関を
探す、若しくは未診断の集まりを作る。
こういう流れもあっていいのかな、と思うところです。
もっとも、本音は単に社会から逃げたいとか、
診断されるまで何軒も病院を回っている、
何ていう人は、私のブログをお読みになるのは
適しません。
私は、社会経験のある当事者で、社会復帰を
強く望んでいるものの、障害などのために、
本当に今はやりたくてもできない者です。
ご理解をよろしくお願い申し上げます。
私と同じように、精神障害との誤診を疑っている方へ
こんにちは、謙児です。
現在の日本の医療で診断可能な、
より正しく納得できる診断名に
やっと正式に変えることは
できたのですが、
大変なのは、これからだろう、
と思っています。
と、いうのも、私の年代で
新たにアスペルガーと診断された
人はいますが、10年統合失調症と
診断されていたのに、
本当はアスペルガーだったと診断された、
なんて人、どのくらい
いるのでしょうかね???
少なくとも、ネットでそんなことを
名乗っている人は、私しかいません。
ですので、差し当たり医療機関は
何とかなりましたが、
ぴったり適合する支援機関は
存在しない、とも言えます。
首都圏や関西圏では、大人の発達障害の
支援機関はありますけど、
はじめから発達障害と診断された
人とは、私はまたかなり事情が
違うと思ったりします。
ということで、社会復帰を目指すのは
いいのですが、モチベーションだけ
高くても、ブランクは長い訳ですから、
難航を極めることになろうかとは
思います。
それで、精神障害と診断されていても、
発達障害を疑っている人は、
診断だけならば専門医に診て
もらえば可能は可能です。
もっとも、診断をされていないのに、
疑いが高いとか、自分で名乗るのは、
私はどうかと思いますけどね。
本当は医学が発展していないせいで
グレーなど言われるケースも
あると思いますが、
現実問題として、医師にはっきりと診断
されないと、残念ながら公の医療や支援は
受けられないのです。
診断された場合でも、
そこから先は困難を極めることは
肝に命じてください。
また、発達障害もあるけども、
既に精神障害も併発している、
と診断されることもあると
思います。
その場合でも、私とは事情が違うことに
なりますので、私の言うことは
参考にならないことになるのも、
ぜひご承知置きください。
その上で、私と同じような経過を
辿って、同じように診断された、
という場合。
まず、それまでの誤投薬をいかに
改善していくかがキーポイントと
なります。
発達障害のみしかない、と診断した
病院では、現在の制度では、
その範疇で日本で認められている薬しか、
もう出せないことになるのです。
これは、どういうことか、
というと、「離脱症状」という言葉を
聞いたことがあるでしょうか。
誤投薬であったとしても、長年
その薬を飲み続けていたのなら、
急に完全に抜いてしまうことで、
禁断症状のようなことが起こる
可能性が、極めて高い、と言えます。
そのため、基本的には、急に
薬を変えてしまうと、逆に
大きな不調が生じ、症状が悪化する
危険性が大きいのです。
ですから、慎重に少しずつ薬を
抜いていく必要があります。
つまり、精神障害のままにして
おかないと、離脱症状の時のための
薬はもう出せないことになるのです。
これに理解を示して対処してくれる
ドクターは、そうはいないでしょう。
あくまで、別の専門病院で
診断を受けた後の話になりますが、
自分で減薬するほどの気概も
必要になろうかと思います。
診断名を変える、ということは、
これほど厳しい事情もあるのです。
今日は、それをお伝えしたかったのです。
※コメント投稿は当方の認証制です。
全てのコメントを公開するとは限りませんし、
公開してもお返事はしないこともあります。ご了承ください。
過活動とパニックと極度の疲労
こんにちは、謙児です。
今までの余計な向精神薬は、
ようやく体から抜けつつあるようですが、
薬でいろんな欲求が押さえつけられていたのが
取れた途端に、元々入院前(過剰投薬前)に
あったような症状が蘇ってきたような、
今、そんな感じです。
医師にも尋ねましたが、これはどうも
離脱症状という訳でもないようで、
「見えない足枷」が取れた反動のようなもの、
であるようです。
長らく使っていなかった、心のコントロール
機能が、自分で調整がついていない、
といったところでしょう。
ですので、ある程度は慣れるまで時間も
かける必要はあるように思います。
元々二次障害として、社会不安と
パニックがあった訳ですが、
(10数年前は、診断名すらつきませんでした)
それゆえ、極度の緊張をしやすく、
それがパニックへもつながるようです。
ということで、今でも緊張の症状に
作用する錠剤とはお友達ですが、
これだけは、10年以上前から変わって
いません。
ただ、当時はいろいろ薬を変えてみたら、
それが合っていた、という偶然的な
要素で今まで飲んでいた、という
感じで、実際は幻覚や妄想の症状を
抑える用途で使うような薬のほうが
多いような有様でした。
それで、突然それが抜けてみると、
幸いにも離脱症状は出なかったものの、
過活動の状態に、まずなりました。
そうするとどうなるか、というと、
疲れた状態でも作業などを続けるようなり、
実際は疲れている訳ですから、
パニックを起こしやすくなりました。
そして、十分に疲れ切った今、
体は休息を要求している、という経過です。
入院前ならもっと長いサイクルでこうなって
いたのですが、今回はごく短いサイクルで、
このように変化しました。
今現在は、これを書いているくらいですから、
ある程度は落ち着けていて、沈んだ状態から
上昇傾向にある訳ですが、これがまた上昇
しすぎないように、気を使っていく
必要がありそうです。
このあたりが、私の最初の克服すべき
課題のようです。
それで、またあんまり薬に頼るのも
どうかとも思いますし、自分なりの
解決法を探していたのですが、
瞑想を試してみようかな、と
思っていたりします。
元々ヨガなんかどうかな、とは思って
いたのですが、教室は高いし、女性のほうが多いし、
男一人じゃ続かなさそうですし…
と思っていたところ、思い当たったのが瞑想。
これに、呼吸法なんてのも入ってくると
思います。
これなら、資料代だけで済みますし、
続かなくて失敗しても、痛手は最小限で
済みます。
瞑想もヨガの範囲、と言えばそうなのですが、
より手軽に続けられる方法、として
思いついたのは、運動のようなことは
しないで、目を閉じて呼吸を整える、
この方法はどうかな、と思った次第です。
これが成功すれば、極度の緊張や
パニックの症状を緩和できる効果が
期待できます。
もちろん、毎日続けられるように
ならねば、意味はない訳ですが、
まずはいろいろと資料を探してみようと
思っています。
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アスペルガーの特性って、誰にでもありそうじゃ…ないのですよ
こんにちは、謙児です。
最近、「アスペルガーはこのような傾向がある」
とは、メディアでもよく言われますが、
実際、自分でも相当に当てはまる部分も多いです。
一方で、よく言われていることでも、私にはそれほど
該当しないものもあります。
元々そうでなかったものや、社会経験を重ねることで
ある程度は克服できたもの、様々ですが、
最初に言いたいのは、アスペルガーでも社会的に
成長できていることも多いんだよ、ということです。
そして、メディアに書かれていることにかなり
当てはまるから、アスペルガーの可能性が高い、
というものでもありませんし、
逆に少ないから診断されない、というものでも
ありません。
ここは、履き違えてほしくないところでもあります。
焦点となるのは、傾向として当てはまる例の数
ではなくて、その頻度と深度だと私は思います。
ですので、昨日書いたように、発達障害の診断を
下すのに最重視されるのは、成育歴という
ことになる訳ですが、
実際にドクターも
「これ当てはまりますか? あれ当てはまりますか?」
なんて尋ね方は主としてはしません。
家族の客観的視点も、もちろん参考にはされますが、
それよりも大事なのは、本人はどう感じていたか、
ということになります。
それから、成育歴などを自分で話す時の話し方や
態度も診断のうちに入ります。
同じアスペルガーでも、いろんなケースがあるので、
「空気が読めていない、という指摘が理解できていない」
結果、周りに迷惑をかけ続けていることに
本人が気づいていない、という場合もあって
診断されることもあるようですが、
それが多数を占める、という訳ではない気がします。
むしろ、何らかの社会不適応が定型の人より多く
発生することにより、自覚することで必要以上に物事に
傷つくようになり、二次障害として精神疾患的な
症状が発生する。
少なくとも、私のメカニズムはそうであったと思います。
そして、その原因の根幹はそもそも脳の性質に
起因していた、ということが私はハッキリしたので、
アスペの診断名がきちんとついた、ということです。
もっとも、傷つくことが多くなることで、
精神障害も併発してしまうことも、もちろん
ある訳ですが、幸いにも私は、統合失調症では
本当はなかった、とは診断されました。
その代わり、新たにPTSDという診断名もついています。
PTSDがあることで、何が起こっていたか、
というと、社会不安とパニック、フラッシュバックの
症状が具体的な二次障害として現れた、と
今なら断言して言えますが、
最初はこれを医者に幻覚や妄想と勘違いされたようです。
前者と後者とどう違うのか、というと、
過去に実際に起こったことを病的に思い出すか、
架空の出来事を作り出すも事実と思いこむ、
という違いかと思います。
それにしても、昔から自覚はしていた、私の
パニック、という症状。
実は、これが結構厄介です。
これが出ている状態を、「空気が読めていない」
と言われれば、ごもっともなのですが、
結果、余計なイッてる長話を他人にしていたり、
その時は気付かずに非常識な行動を取っていたりします。
そうして、離れられた友人知人も少なくありません。
私の場合は、あまり唐突に起こるのではなく、
良いことでも悪いことでも、何らかの大きなストレスが
あったタイミングで、それほど長くも続きませんが、
頻発はしますので、それを精神障害者呼ばわり
されても、確かに仕方のないことだと思ったりします。
私は、たぶんそんな感じです。
症例のひとつとして参考にしていただければ、と。
もちろん、アスペルガーの多数がそうだ、という
意味でもありません。
アスペルガーにも、いろいろとある、ということです。
それから、私とネットで付き合いのある方で、
そういう症状の部分が嫌だ、という方がいるかもしれません。
なにぶん主症状の部分で、パニックが終わっても、
自分でも何をやらかしていたか、よくわかっていない
ことも多いだろう、と感じていますもので、
実はネットで黙りこむだけでは、たぶん私には何も伝わっていません。
それを留意していただけると、助かります。
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WAIS-IIIの検査結果
こんにちは、謙児です。
発達障害の知識がある方なら、まず知っている
と思うのですが、例に漏れず、私もこれを受けました。
WAIS-IIIとは、成人用の最新の知能検査の名前です。
と言っても、発達障害の検査だけに用いるものでなく、
自分の脳の特性を知って、適職を知る手掛かりを
つかむために受ける学生なども今は多いです。
また、この結果だけで発達障害と診断される
性質のものでもなく、まず成育歴などを
尋ねてほぼ診断が確定した時点で、
最終確認として、間違いなく発達障害の
脳のパターン傾向にあることを確かめる
意味で用います。
ですので、私とほぼ同じ結果が出ていても、
今まで極端に生活に支障が出ている訳でも
ない場合、診断がつかないことも、
もちろんあり得ます。
私がWAIS-IIIを受けたのは、少々前になるのですが、
やっと手元にもそのコピーがある状態になりましたもので、
ちょっと書いてみようと思います。
と言っても、具体的な数値を書くのは控えますが、
次に書くことだけでも、十分にご理解いただける、
と思います。
WAIS-IIIは、大きく分けて、「言語性尺度」と「動作性尺度」
の2つに分かれます。
この2つの差が極端だと、発達障害者だと出る
脳のパターンとの判断基準になり得ます。
それで、私の場合は、
言語性IQ:3桁
動作性IQ:2桁
数値差:約30
わかる人なら、スゴい結果が出ていることが、
ご理解いただけると思います。
一般的に、差が15あれば異常値なんですが、
私はその倍でした。。。
なんか、最近はネットで具体的な数値を
公開している人も多いのですが、
IQがいずれも75程度以上ならば、
差が大きくなければ問題ではありません。
しかし、基準とされる差15どころか、
30程度差がある私は、典型的すぎる
発達障害脳が出す結果と言っていいでしょう。
もちろん、あくまで指標ですから、
数値で深刻度が高いと言える、という意味までは
ないかとは思いますけどね。
でも、この後押しがあって、アスペと確定したとも
言えます。
他にも、細かい分類の数値も出ていますが、
これは、今後の対策で使っていくものとも
なろうかと思いますので、
専門家の解説があるまでは、コメントを
控えようと思います。
今後、別のテストや検査も受けていくことには
なるかもしれませんが、
とりあえず、数値からはこういうふうに判断
していくものという例、ということで。
このテストの内容そのものについては、さすがに
記述は控えておきます。
ただ、思ったよりかなり難しい問題が出た、
とは書いておきます。
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全てのコメントを公開するとは限りませんし、
公開してもお返事はしないこともあります。ご了承ください。
注意書き
謙児です。
これをきちんと書いておかねばならなかったようなので、
書くまでもない、と思っていたのですが、改めて書いておきます。
私は、学生時代から生き辛さがありましたが、
発達障害の定義がまだ狭く捉えられていた
時代ですので、よもや将来自分がアスペルガーと
診断されることになろうとは思わずに、
辛くても頑張って学校に行って、大学まできちんと卒業して
社会人になった者です。
間違えられて、
(その頃は、大人の発達障害などなかったですし、
誤診による誤投薬の薬害にる三次障害に長年苦しみ続けた挙句、
やっと今になって正しくはアスペルガーだと診断
されました。
こういう経緯ですので、私には子供もいませんし、婚歴も
ありません。
また、まだ診断名が変わってから日も浅いので、
自分の状況を把握することで、精一杯の状況です。
現在の児童期・青年期の一般的な発達障害の世代の当事者や
親子の方々とは、かなり時代背景や状況が違いますので、
基本的には、お答えできない質問のことのほうが多いかと
存じます。
私は、自分が答えられそうにない質問をされると、
パニックの症状が今でも出てしまいますので、
ご配慮のほど、よろしくお願い申し上げます。
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