夢見る精神障害者

アスペルガー症候群なのか、統合失調症なのか、医者によって見解が違うのですが、今は両方の疾患名を持っています。 精神疾患にまつわるお話を綴りました。

今の世の中、完治することが果たしてベストなのか?

こんにちは、謙児です。

今や、この疾患はいつ誰が

罹ってもおかしくない病気と

言えるまでにはなりましたが、

本当は世の中の流れとしては、

良い現象とは言えません。

元々は、真面目で素直な人が

貧乏くじを引かされたり、

利用されてメンタルに負荷が

かかり、発症、というケースが

多かったのですが、

私も含めてこのタイプ人であれば、

世の中の流れがより過酷に

なっているので、

医者のお墨付きで完治できた

としても、同じことの繰り返しで

また再発するケースが

多いようにも思えます。

まるで、社会復帰するためには、

悪役になれるように性格を変えろ、

と言われているような気すらします。

でも、そんなメンタルトレーニングが

流行ってしまったら、社会が

より好ましくない方向に

動いてしまいます。

ハッキリ言ってしまうと、

世の中の歪が実体化して、

恐慌として現れる、ということです。

かと言って、完全に治っていても、

再発の危険性が高いから、

と言って障害者のままにしておくのも、

やっぱり違いますね。

それはそれで、そういう人が

増えすぎて、国や地方自治体の財政を

より圧迫してしまいます。

ですから、この疾患を考えていく上で、

同時に社会情勢の是正、

これを絡めて、大きな視点で

改革に取り組んでいかないと、

抜本的な解決にはならない、

と思ったりもします。

そのために、厚生省と労働省

合体して、今は「厚生労働省

となっているハズなのですが、

非常にデリケートな課題でも

あるので、変容のスピードは

すこぶる遅いです。

それよりも、確実に発病者の

割合が増えるスピードのほうが

早い、と思ったりします。

正直言って、個人レベルで

何とかしようと思うなら、

福祉先進国に移住したほうが、

より人間らしく生きられるのでは、

と思うほどです。

アメリカやイギリスだと、

世間の理解が日本と段違いに

ありますし、障害を抱えながらの

就労ケースも、全てとまでは

言えませんが、例がいろいろあります。

正直、福祉先進国に私自身も

移住して学び、日本に持って帰りたい、

と本気で考えたりすることも

あります。

ただ、現実として、日本の傾向として、

日本は日本の独自の文化が

あるのだから、と、

海外の例を受け入れたがって

いませんし、民間でやろうとしても、

最初に「怪しい」、という印象のほうを

人々与えてしまう可能性が高いと、

考えたりもします。

本当は、こういう話し合いを、

もっと多く持つ場くらい増えて

いいような気もするのですが、

「じゃあ、それ誰がやるんだよ」

という話にもなります。

そういう私、「謙児」すら、

アヤシイ人ですから・・・

もっとも、私ごときが簡単に

解決案を思いつくくらいなら、

誰かが既にやっていて、

前例もあるはずですから、

やっぱり、難問というか、

課題が多すぎる、という

ことだろうとも思います。

こりゃ、どうしたものか、

というところでもあります。

一方で、整備されてないことを

逆手にとって、病気と偽って

働かずに社会保障制度を受ける

不届き者も出ている始末ですから、

まず、こういうのの排除からかな、

とも思います。

あなたは、この諸問題に、

どの点から手をつけるのが

ベターと考えますか?

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ
にほんブログ村


メンタルヘルス