私の学生時代3

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こんにちは、謙児です。

そうして、私はいつのまにか

まるでロボットのように

能動的な行動ができない子供に

なっていました。

今考えると、その時から鬱の

状態になっていたのかもしれません。

もちろん、そんな気味の悪い子供など、

誰も相手にしてくれるはずもありません。

私は、完全に自分の殻に閉じこもっていました。

殻を破れば、あの忌々しい冷やかしが

待っている、それよりは殻に閉じこもって

いたほうが、どれだけマシか、

そう思い込んでいた私は、いつの間にか

殻に閉じこもるのが、一番楽な生き方だと

思っていたのでしょう。

そのため、小学校３?４年生の時の

記憶はまるでありません。

ただ、先生から「もっと、しゃんとしなさい」

と、言われ続けていたことだけが

記憶に残っています。

でも、その時の私には、なぜそんなことを

言われなければいけないのか、

どうすればいいのかさえ、全く理解

できませんでした。

そうして、私の幼少期の性格が暗いほうへと

根付いていたのです。

人との付き合い方を覚える大事な時期に、

私はずっと自分の殻に閉じこもっていたのです。

それが、その後の人生に大きく左右されることに

なったと、今なら断言して言えます。

今の私が、当時の私を助けてやれるものなら、

本当に助けてあげたかった、今でも

強くそれは思っています。

・・・つづく