夢見る精神障害者

アスペルガー症候群なのか、統合失調症なのか、医者によって見解が違うのですが、今は両方の疾患名を持っています。 精神疾患にまつわるお話を綴りました。

猛暑の弊害

こんにちは、謙児です。

それにしても、このところ暑いですよね。

皆さん、体調は大丈夫でしょうか。

聞いた話だと、夏になって暑い日が続くと症状が

出やすい人も結構いるのだとか。

でもこれ、今の私ならよく理解ができます。

私も数年前、猛暑日が続いていた年、

神経が高ぶって苦しくてしょうがなかった

ことがありました。

原因は暑さにあったことは自分でも

理解できていたのですが、そういう

事情ですから、内科に行けばいいのか、

精神科に行けばいいのかわからなくて

困りましたが、ともかく苦しかったので、

すぐ診てもらえる近くの内科に

行きました。

検査をしてもらって判明したことは、

「脈拍が異常に高い、こんなに高かったら、

そりゃ苦しかろう」

と内科のドクターも納得してくれるような

結果がでました。

とりあえず、栄養剤を点滴して

もらうことになったのですが、

それでも苦しく、ベッドで

じっとしているのが、耐え切れず、

点滴しながら、何度も

気晴らしにトイレに行ったり

したものです。

私は、神経が高ぶって、

緊張の極限状態になると、

何故か激しくトイレが

近くなる症状が出ます。

というか、あまりにも苦しいので、

排尿することで、落ち着いた

感覚を少しでも味わいたい、

というのが実態なのかも

しれません。

ですから、そんなに何度も

トイレに行っても排尿

できるわけでもないのに、

「安堵感」を味わいたいが

ために、無理矢理搾り出して

したような感じでした。

ですので、こういう時は

リントンなどを筋肉注射

してもらうのがよかった

気がするのですが、

その処方が適切と、

ドクターに理解してもらえる

までが、またひと苦労でして、

苦し悶えながら訴え続けて、

何とか注射を打ってもらう

まで我慢し続けなくては

ならないという、

なんとも思い出したくもない

記憶が蘇ってくるものです。

おまけに、私はそういう状態に

なっても、表情に出づらいのか、

そこまで深刻な状態なっていることに、

ドクターや看護士に気付いて

もらえない傾向もあるようです。

今の病院であれば、迅速に

的確な処方をすぐに察知して、

救急対応してくれるんですが、

そうでない病院にかかって

いた時は、診察時間に

なるまで、ともかく我慢

し続けたり、

筋肉注射してもらえたとしても、

症状と合ってない投薬を

されたりして、余計に

苦しくなったりとか、

それはそれはヒドいものでした。

あれはもう、2度と経験したくない

体験でもあります。

ですが、そんなのが頻発していた、

入院していた時期などは、

ともかく耐え忍ぶ日々が、

幾度となく訪れたものです。

なんのために入院していたのか、

まったく訳がわからないです。

私は割りと我慢強いほうなので、

何とか耐えられたんですけど、

そうでない人なら、あれ発狂

してたとこなんじゃないでしょうか。

それくらい辛かったんです。

さて、そんな苦しかった時期も

過ぎ去り、と言いたいところですが、

相変わらず暑い日が続くと、

軽くはなりましたけど、

症状が出たりします。

子供の頃は夏、どんなに暑くても

平気だったのですが、

今ではすっかり夏が苦手に

なりました。

というか、CO2の影響で、

確実に酷暑が続く夏が定番に

なってしまったのが一因かとも

思います。

大体、気象予報士

「クーラー入れろ」というくらい、

異常な暑さが続きますからね。

症状が出やすいのは、私の病気や年齢の影響も

ありますが、やっぱり昔に比べると

確実に夏が暑くなった影響が

多大だと思います。

昨日もクーラーの調節がうまく

いかなかったらしく、実は

ちょっと苦しかったのですが、

思い切って昼寝したら、

幾分マシになりました。

出張帰りで疲れてた、

というのもあるかもしれません。

ですが、自分でこのように

対処できる今は、それでも

恵まれているほうでしょう。

睡眠をたっぷり取った今では、

すっきりしていますので、

自分の中でも不快指数は低くありませんけど、

普通にはしていられるレベルです。

もし、お金持ちになることが

あれば、避暑地として、

北海道に別荘でも持ちたいのが、

ホンネでもあったりしています。