夢見る精神障害者

アスペルガー症候群なのか、統合失調症なのか、医者によって見解が違うのですが、今は両方の疾患名を持っています。 精神疾患にまつわるお話を綴りました。

三次障害の恐ろしさ

こんにちは、謙児です。

今日は、間違った診断をされ続けると、

何が起こっていたのか、という話。

今でこそ、アスペルガーだとわかったので、

過去の状況を的確に振り返ることが

できるのですが、

そもそも、学生時代から毎日疲れ果てて、

騙し騙し過ごしていたのですね。

言われてみれば、大学時代は落ち着いて

いましたが、

「高校の時までは、毎日朝早くからなんて、

よくやっていたものだ」

なんて、思っていました。

ですから、社会人になれば更に日常は

厳しくなる訳で、いずれダウンするのは

当然と言えば当然だったのかもしれません。

恐らく当時からフラッシュバックの症状も

あったのだと思いますが、

実は今でもどれがそういう状態なのか、

よく把握はしきれていません。

ただ、昔の記憶が原因で気分高揚を

引き起こしたりしますから、

症状があることは、間違いないですね。

それで、自分が発達障害だとも露も思わず、

実際は二次障害が起こってしまうわけですが、

私は、自分がメンタルが弱いせい、としか

思っていませんでした。

出た症状は、パニックと不安ですが、

13~14年前のこと。

もちろん精神科には行きましたが、

病名はつきませんでした。

ですが、根にアスペルガーがある訳ですから、

うつなどに作用する薬などを飲んでいても

効果的に効くはずがないわけで、

ついにはヒステリーという形で大きく

症状が露出することになります。

その当時、大人の発達障害を診断する

病院など存在していませんでしたから、

精神科医としても、精神障害として

取り扱うしかなかったのです。

そうして、統合失調症を疑われ、

閉鎖病棟保護室に入れられることに

なるのですが、それからが三次障害である薬害の

始まりだったと今なら確信して言えます。

ほどなく、保護室からは出られて、

開放病棟にも移り、順調に回復していたかに

思えました。

しかし、そこでこれまでにはない症状が

私を襲うことになるのです。

言い表せないほどの恐ろしい緊張感が迫り、

イライラなんてものじゃなく、居ても立っても

いられないような、人生で初めての

苦しみを、入院している病院の中で

幾度も味わわされることとなります。

そうして、投薬はどんどん強くなっていき、

入院は長期間に及ぶこととなりました。

恐らくこれは、向精神薬を飲むことが

なければ、起こることのなかった

症状だと、私は断言して言いたいです。

それからも、転院したり再就職してみたり、

いろいろとあったのですが、

退院後もこの症状は出続け、病院に

助けを求めて飛び込んでも、

合わない注射をされて、

余計にのたうち回ったり、ということを

繰り返しました。

今考えても、非常におぞましい経験です。

その後に、大学病院へ転院したところ、

投薬は減らされて、やっと薬害の

苦痛からは逃れることができました。

ですが、それでもありもしない幻覚の

症状の薬も今まで混じっていたようですから、

今でも薬害が残っていないとは

言いきれないと思います。

現在の私の主症状は、パニックでしょう。

特に人間関係の摩擦に起因していますが、

ここに強いフラッシュバックが混じり、

気分高揚が続いて一晩中寝れなく

なったりします。

就労してみると、特にこの症状が顕著に

表れ、早期退職を余儀なくされる、

といったところかとも思います。

ただ、昔からフラッシュバックがあったとしても、

入院前はここまでひどくなることは

ありませんでしたので、これからの

薬の調整次第で改善できる点はないか、

期待されるところでもあります。

私は、薬を減らしてもらえる病院に

転院できたからこそ、今こうして、

精神障害とは誤診だった、と言える

状況に持っていくことができたので、

恵まれているのだと思いますが、

今でも誤診による強い投薬が続き、

苦しんでいる人は大勢いると

思います。

少しでも役に立つ情報発信ができれば、

と思って止みません。

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