ネットにおける、「情報の価値」とは
こんにちは、謙児です。
古い時代を知っているから、尚更
思うことだろう、とも感じるのですが、
これだけ多くの人が情報発信するようになると、
今ではすっかり良質投稿が目立たなく
なってきている気がしています。
背景には、ネットビジネスでともかく
宣伝したい人が増えた一面もありますが、
収入はともかく、お金をかけて目立とうとする
人も増えたことにも一端があると、
私は考えます。
そういう意味では、Twitterなんかは拡散
しやすいのでマシな気もするんですが、
でも「一瞬の時の人」という印象。
今はフォロースパムが増えたので、
簡単に見知らぬ人をフォローしない
流れができつつあるため、継続的、
とまでは言えなくなった感じもしますね。
一般ページでも、商売には成り立ちにくい、
ニッチなキーワードならば、有用な情報が
先に検索されたりしますが、今はステマなんて
言われているように、世間の評判を探すのには、
もはや不向きになったとも言えます。
そんな中、私のブログを読んで下さるのは、
ありがたい限りでもあるのですが、
同時に個人の表現の限界も感じます。
端的に言うと、「内輪ウケ」のレベルから
先に進めないのですね。
別にこれは、私に限ったことではなく、
ネットの個人サイトオーナーとして有名な人は?
と問われても、今では私もすぐに思い浮かばない
のが現状でもあります。
10数年前なら、いくつも思いついたものですが、
個人サイトがどんどん凋落し、かつての
有名サイトはすっかり影をひそめていて、
閉鎖も相次いでいますから、
何を言わんか、と言った感じです。
とりあえず私もブログという媒体を使っていますが、
その枠組みの中だけでは、なかなか
難しさも覚えるのも事実です。
元を正せば、Googleがジャンルを問わずに
キーワードマッチで検索結果を出すように
なったあたりから、「目立つサイト」が
作りにくくなった、という面も大きいのだと
思いますけども、これだけサイトの数が
増えると、時代にマッチしているのか、
という疑問も生まれたりします。
とは言え、これが今の時代の流れですし、
他の人も条件は同じですから、
強い問題提起、という意味ではこれを
書いていませんが、昔のように検索エンジンが
いろいろあったほうが、個人の嗜好に沿った
情報収集ができやすいのでは、とも
思ってしまう私は古いでしょうか。
そう言われると、今のネットの流行りもの、って
全部海外が発端のものばかりだったりもしますね。
日本には日本に合ったスタイルのサービスが
あっていいようにも思えますが、
元々日本製のサービスのでも海外の流行りものに
準じているのが現状ですから、
リスクを回避したがる日本人の特性も
出ていたりするのだとも思います。
「堕ちるとこまで堕ちないと、皆気付かずに変わらない」
これは、ネットの世界でも一緒なのでしょうかね。
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