ちょっと回想と所感
こんにちは、謙児です。
お久しぶりでございます。
今日は珍しく書きたいことが、
明確に思い浮かんだので、
筆を進めていたりします。
以前のアカウントでのブログ記事ですが、
昔テレビで騒がれた「騒音おばさん」を
例に取ってエントリーしたことが
あります。
まだ、読者が多くいた頃でもありました。
主旨は、
「有罪になった本人も、その理由を理解していない
のではないか」
と、いった感じだったのですが、これに反論が来ました。
「『騒音おばさんの真実』を知らないんですね～
攻撃したのは某宗教団体員である自称被害者も一緒で程度も大きく、
件のおばさんは過酷な家庭環境だった人なのです。」
これでも、あえて表現を弱めて書いているのですが、
こういう内容でした。
そう言われた通り、そんな話は私は知りませんでした。
で、調べてみたところ、その「真実」とやらの
記事が、ネット検索でわんさか出てきたのですね。
あまりにも数が多いので、私は無知なバカを
晒してしまっていたのか、と思ったほどでした。
ですので、周りのリアル家族などにも訊ねて
みたところ、私の認識と同じく知らない、
という返事しか返ってきませんでした。
そして、「そんなデマはよく出回るよ」とも。
よくよく調べてみると、その「真実」とやらは、
単にネット上で炎上していただけで、
自作自演やその拡散で実現できる範囲でしか
ありませんでした。
つまり、何も証拠はない、ということです。
しかも、それが出回ったのは、判決から
かなり時間が経過した後のようでした。
本当の真実は闇に葬られているのかも
しれませんが、少なくともネットの記事は、
誰が何のために、かは断定できませんけども、
私は、「真実という名のデマ」と
結論付けるに至りました。
でなければ、依然テレビや新聞などのメディアでも
同様に騒がれているハズですし、
裁判の決着もついていないだろう、
私はそう解釈しました。
それとも、諸説のように、特定の団体を
日本政府の敵に回さないために、
政治判断でこうなっていたのか。
いやぁ、近所付き合いの揉め事が発端なのに、
それほどの政治的判断が必要だったのか。
実は関係者の中にとてつもない要人が
いたのならともかく、
やっぱり私には考え辛いです。
むしろ、マスコミが大げさに騒ぎ過ぎていた
一面もあったのかもしれませんが、
これはこれで別の説になってしまうので、
ここでは置いておきます。
それにしたって、あれだけ膨大な記事があれば、
これを信じ込んでしまっている人も
多かった訳で、ネット洗脳の恐ろしさを
感じざるを得なかったのも事実です。
結局のところ、本当はどういう背景があって、
テレビで出ていた、あのおばさんの有様に
行きついたのかは明確には不明ですが、
あれだけ見ていたら、やっぱり何か
「異常さ」を感じてしまうのも
事実ではありました。
ですが、判決は「有罪」であり、揺るぎはありませんでした。
平たく言えば、
「やれらたので仕返しした、とのことだけども、やりすぎだ」
こういう判決文ではあります。
じゃあ、被害者が精神的仕返しによる、肉体的に後遺症が残るほどの
被害だったのに、加害者は正常だったと果たして言えるのか。
結局は、ここが焦点になってしまいますね。
随分前振りが長くなってしまいましたが、
「精神鑑定」と「責任能力」の話を次に
続けたいと思います。
追伸
文中の中に宗教団体(なのか???)の話が出てきていますが、
私は信者ではない、というか、イマイチよくわかっていない
団体、という認識しかない程度ですので、誤解のなきよう。
私の感覚では、社会にはそれほど影響力はない程度、
と思っていますので、一部には厄介な信者さん?も事実
いるんでしょうが、ネットの世界ではその攻防が異様に
過熱しすぎているだけだと考えます。
要するに、一種のお祭りみたいなものですね。
本当にネットに書いてあるほどのカルト教団なら、
いくら今の日本でも、ちゃんと然るべき糾弾を
公にするでしょう。
私は、日本がそこまでイカれた国とは思っていません。
しかし、入信?しろ、と言われても、逆に
先祖代々の宗教を代えるつもりまでも毛頭ありません。
会社の先輩にキリスト教への参加を勧められた
ことがありますが、断りました。これと同じです。
ウチは高野山真言宗なんですけども、
実際は冠婚葬祭の時くらいしか、私は
携わってないです。
嫌い、というよりは、そういうのは興味ない、
といったところですかね。
ご参考までに。
