みんなで怠けりゃ、怖くない!?
こんにちは、謙児です。
随分、ブログの間隔が空いてしまいました。
やはり、私にも本音では書きたくない
気分の時期もまだある、ということでもあります。
大して深刻な事情ではないですけどもね。
読者数が多かった頃は、多少なりとも
責任感というか、使命感というか、
があったりしたもので、
無理して書いていた点は否めないでしょう。
それで、どこかのメディアとか、お偉いさんの
目に留まる可能性があるんなら、
やっぱり書くことを止める勇気が起きなかった
とは思うのですが、
今は私と同レベルのことをネットでやっている
人は無数にいるので、ネットでの情報源じゃなくて、
単なる暇つぶしのひとつの者に私も成り下がって
いるようですから、モチベーションも
下がる、というものです。
かつてはそうではなかったのですが、
私も人としての価値が薄れた、という
意味でもあるでしょうか。
さて、今日のタイトル。
これを読めている読者さんは、
そうではないので、今のスタイルだと
堂々と書けるのですが、日本は
不況が続いた結果、昔の共産主義的な
考え方になってしまう人が
多くなった気がします。
「どうせ、何をやったって、
安月給でキツい仕事をさせられるんだから、
怠けたが勝ち」
特に、この疾患を自称している人に
多い気がします。
私も同類と勘違いされている節も、
かつてありましたね。
と言っても、安月給でも怠けている人にも
給料を払う余裕は、今の日本の企業には
ありません。
そんな人は、同然職場をクビになります。
では、その後どうするの?
で、今一番手っ取り早いのは、
この疾患だと自称することなんですね。
精神科に定期的に通って、しかも
薬もロクに飲まずに、医者には
飲んでいるけど全然効かない、と言い続ける。
要領は要るかもしれませんが、
そう詐称していれば、いつかは病名が
つきますし、障害者手帳まで手に入って
しまいます。
同じことをする人が増えたので、
障害者年金は今裁定が厳しくなって、
人によっては3級だと支給はゼロに
なってしまいますが、
手帳があれば、大都市部では
生活保護が出やすいんですね。
そのために大阪なんかに引っ越す人が
多くて、橋下府知事がアタマを抱えて
いる訳です。
恐らく、石原都知事も通じる部分は
多かれ少なかれあるでしょう。
こんなのは、昔はヤクザが使う手
だったのですが、限りなく一般人に
近い人にまで、どんどん浸透しています。
恐らく、かつて私の読者だった人にも、
相当数、いたと思います。
そういう人たちにとっては、日本の
精神医療が発達してしまわれると、
逆に困るわけです。
詐称がバレて、社会保障を切られて、
働かざるを得なくなるからです。
現実的には、「ここからが詐称だ!」
なんて線引きは、極めて難易度が
高いですし、ヤクザの既得権との
絡みもあって、今の日本のシステムでは、
やろうと思っても無理に思えますが、
放っておいたら、働かない人が
ますます増えます。
ですから、日本の不況も回復どころの
話のレベルでは、依然ないのですね。
私自身は、ズルして社会保障制度を
受けているつもりは全くないですし、
ケースワーカーも疑っていないと
思いますけども、
ネットでは、そう思っていなかった人も、
どうも多かったみたいです。
これは心外ですね。
私がそういう人なら、とっくに
東京23区に引っ越しております。
住み慣れている上に、物価が高いので
給付額も多くなりますし、
通勤も関係ないので、ニガテな
人込みも避けられますからね。
しかし、誰が苦しんでいて、
誰がズルしているのか、
判断基準のつけようがない。。。
とばっちりを受けている私には、
本当にいい迷惑なんですが、
だから私はできることはやりたいんです。
重度の精神疾患になっても、
社会復帰の道はあり、誰もが
そうありたいと思うようになる。
このコンセンサスが取れないと、
いつまでも、自立支援、と
騒いだって無理ですね。
怠けようと思えば、いくらでも
怠けられるのならば・・・
私は、この本当の現実に、
多くの人が気付いて、
問題意識を持ってほしいと
思って止みません。
でないと、私の自立の道も
あり得ないのです。
