「分給」2000円の仕事
こんにちは、謙児です。
「こんなに、覚えきれないくらいの、ユニット作って、何考えてるんだろう」
確か、おととしの紅白の時だったと思います。
私は率直に言うと、そういう感想しか生まれませんでした。
ただ、秋元康が絡んでいることもあって、
何か考えがあるのだろう、とは思っていましたが・・・
まさかCDに「握手券」をつけて、全国行脚するまでに
なるとは・・・
確かに、これだと、名実ともに
「会いに行けるアイドル」
ですなぁ。
もちろん、私の学生の時から、熱狂的なファンは
お気に入りのアイドルのCDを全て欠かさず買い、
中には、同じのを2～3枚買ってしまうような
人もいましたが、10枚も同じのを買っていたりしたら、
「おーい、大丈夫かぁ???」てな感じでもありました。
でも、握手券がついているなら、話は確かに別ですね。
そういう私も、3000円のライブを見に行くために、
3万の交通費を出していたくらいですから、
決してとやかく言える立場ではありません。。。
ただ、これだと紙やプラスチックの資源の無駄遣い
だろうと・・・
エコロジーが叫ばれている今、環境バランスの
異変につながりかねない売り方をするって、
どうなのですかね・・・
それよりも、ライブチケットに価格を上乗せして
握手分を販売したほうが、より常識的だと
思ってしまいますが、たぶんこれは素人の
発想でしょう。
資源の無駄だろうが何だろうが、CDに添付
したほうが、利益率が高いのだと思われます。
それに、「ぼったくっている」という感覚も、
言われてみれば薄くなります。
なるほどなぁと。
と、遠い目で見たりしていますが、
そもそも私自身は、テレビで歌を歌っている
姿しか見たことのないような人の
ファンになるようなことは、昔から
ありませんでした。
私の場合は、ラジオの深夜番組なんかで、
長時間キャラクターを披露している人に、
深い共感を覚えることが多かったです。
やっぱり、外見だけでなくて、中身の
素顔も垣間見ないと、私の場合は、
いいとも悪いとも、感情が湧かなかったのですね。
ですから、今でもせめてバラエティ番組に
よく出ていて、いい味を出している人で
ないと、惹かれることは少ないです。
でも、そんな人であると、売り方と
実際の性格とのギャップを垣間見れたりして、
逆に興味を湧くこともあります。
例えば、
なんていう人がいますけど、ある時、
「あれは、本人の意図するところではなく、
嫌々言わされているのだな」
ということに気付き、逆に関心が湧きました。
彼女は、外見から見ると、そういう言葉が
似合ってはいるのですが、実は弟思いの
しっかりしたお姉さんなんですね。
その気になれば、ドラマなどにもいろいろ
出れるはずなのに、
「わたしは女優さんになりたい訳じゃないし」
と、しっかりとポリシーを貫いているところは、
スゴいと思ったりします。
私は、そういう惹かれ方なので、彼女の
写真集を買う気はあまり起きないのですが、
彼女がパーソナリティを務めるラジオ番組
なんかがあったら、ぜひ聞きたいです。
2時間もしゃべり倒す番組なら、そう簡単には、
自分を偽ることはできません。
だから、面白いんです。
でも、世の中のトレンドは、そうではない。
やっぱり、私はオヤジなんですかね。
人としての魅力で勝負するアイドル。
今の時代、そういう人のほうが、
皆の励みになると思うんですけどね。
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