次世代の家庭用IT製品の展望
こんにちは、謙児です。
現在のネット事情の劣悪さを憂い、
と言っては大げさですが、
快適なネットライフを維持するには、
どんな形態が理想だろう???
と空想してみました。
私に富豪や大手とのコネでもあれば、
企画書を叩き送りたいくらいですが、
残念ながらアテはないので、
ここで書いてみるだけにとどめます。
このアイデアを盗んで実現してくれる
方がいらっしゃれば、本望なんですけどもね。
●コンセプトは、「統一規格の徹底」
ネットとPCの世界がこれほどに複雑に
なった背景には、余分な機能が
多すぎる点が挙げられる気がします。
ですんで、ハードもソフトもインフラも、
家庭向けには、徹底した削減が
必要なように感じます。
そして、規格を統一することで、
不具合があっても、万人に共通する
解決策の提示が可能になるでしょう。
・ハード…基本機能はメールとネットだけ
実は、これはゲーム機で既に実現できているの
ですが、シンプルな機能のみの最小限
端末（OS含む）を基本に据えるのがいいでしょう。
それだけで事足りる人のほうが多いですし。
本当にそれだけのマシンならば、
量産すれば1万円とかで提供可能でしょう。
スイッチを入れると、数秒で立ち上がる
ことも可能になると思います。
あと、オプションで住基カードや指紋で
本人認証が取れる仕組みも肝要ですね。
・ソフト…インストールでなく、チップの交換
メールソフトやブラウザも統一したい
ところですが、これは個人によって
好みが激しいので、SDカードのような、
チップを入れ替えることで、変更や
バージョンアップが可能にしたほうが、
不具合は全然発生しにくいでしょう。
表計算もしたい人は、追加でチップを買って
本体にセットすればいいだけ。
やっぱり、こういうのは手動で確認しながら
やったほうが、ユーザにわかりやすいとも
思います。
データのオートセーブ機能なども、
ポイントとして挙げられると思います。
・プロバイダ…大本は一本化
接続業者の大本は同一で、全く規格を
統一してしまって、販売代理店制度を
敷くことで、競争を促す戦略はどうだろうか、
と思います。
今でも、同じ携帯キャリアでも、
店によってサービスが違ったりしますが、
あんな感じです。
・サーバ…サーバ管理会社に情報制御権限を
認可制を使って、サーバ管理業者を規制する
代わりに情報制御権限を与え、
安易にネット上に不適切なデータを
流せない監視役を担ってもらうと良いと
考えます。
なお、ここでは認可されているサーバにしか
そもそもアクセスできない仕掛けになっている
のを前提に考えています。
その詳細は次の通り。
-メール
個人間では、双方の合意があって、
個人間のメール送受信権限が発生する、
というもの。
いずれからでも、いつでも受信拒否管理が
でき、スパムメールを壊滅させる意図です。
-ホームページ
基本、サーバ管理会社のチェックの上、
ネットに公開できるものとするのが目玉。
情報発信者も、辿れば知ることができるように
し、発信責任を持つものとします。
-SNS、ブログなどのコミュニティサイト
各自、ネット背番号を持つ仕組みを作り、
発言責任をいつでも問える制度とします。
(どこの誰かわかるのは、サーバ管理者だけだが、
ひとりで背番号を複数持てないので、自作自演ができない)
「指紋確認済み」などの情報も並べられれば、
より信憑性が増すでしょう。
また、この分野については、別途料金を支払う
ことで、不適切発言をあらかじめチェックして
弾く、「シスオペ付きコミュ」も認めることとし、
より安全性の高いコミュニティを形成させるのが狙いです。
-ショッピングサイト
自由に売れますが、審査会社の基準をクリアする必要があります。
ネットで販売するためには、認可制とし、
原則販売代理店制度を認めることを前提にもします。
代理店へのリベートの金額は、一律が原則です。
個々の商品そのものの審査も必要としつつ、
本当にいいものならば、代理店の数で判断
できるような、自然な流れを作ります。
こちらも、代理店は背番号制度を活用して
発信できる数を制限ができますから、より公平にできるでしょう。
以上で書いたジャンル別で検索できるようにします。
調べ物をするつもりが、商用サイトばかりヒット、
というミスマッチを無くします。
また、人力によるサイト格付け制度を併用することにより、
より有用な情報を得やすくします。
と、細かいことを挙げるとまだまだありますけど、
こんな感じで考えてみました。
これが実現できたとしても、ズルをする方法を
発見されていずれは荒れるとは、思うんですが、
これ、どんなもんかな? という感じです。
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