夢見る精神障害者

アスペルガー症候群なのか、統合失調症なのか、医者によって見解が違うのですが、今は両方の疾患名を持っています。 精神疾患にまつわるお話を綴りました。

懐かしい人と再会

こんにちは、謙児です。

今日の夕食は、なぜだか

「函館カレー」なんぞを食しています。

昔ながらの癖のあまりない味ながら、

香辛料の辛みが何とも言えなくて、

ともかく「旨い」の一言です。

実は若い頃、私は激辛ものが好きで、

Leeの20倍とか食べてたくらいなのですが、

そのピークも過ぎた今では、ほどよい

辛さです。

なんだか、体もポカポカしてきました。

ニャホ・ニャホ=タマクローさんのご学友の方も、

いつも、ありがとうございます。

(全然意味不明ですね。。。)

さて、今日は本屋でも行こうかと、近所の

駅前をぶらついていたのですが、

そこで懐かしい顔が目の前に。

5年振りくらいの再会でした。

その人とは、かつて私が通っていた、

3障害合同の作業所の仲間です。

彼は、知的と身体の両方の手帳を

持っている人なのですが、

いつも明るく朗らかで、元気を

もらっていたような存在でした。

最初、顔や声だけでは私のことを

わからなかったようなので、

本名を言ったら、覚えてくれていました。

やっぱり、それは嬉しいものです。

お話し好きの彼なので、そこで20分

くらい立ち話したのですが、

聞けば、私の現住所から徒歩3分くらいの

すごく近所に住んでいることが判明。

これからも、コンビニなどで

ばったり会うこともありそうです。

今は、無事就職もできて、

JRの関連会社で空き缶の分別作業などを

担当しているそうです。

何でも、朝誰よりも早く職場へ行く

そうで、楽しんで仕事をしている

様子がよく窺えました。

私の仕事のことも訊かれたもので、

返答に一瞬迷いましたが、

正直に、

「求職中だけど、障害者年金でとりあえず」

と答えたら、逆に彼はそのほうが

羨ましいようでした。

どうやら彼は、年金をそれほど支給されて

いないようなのですね。

障害者自立支援法のメリットか

デメリットかはわかりませんが、

身体や知的の場合、障害の度合いが

きちんと計ることができる故に、

少なくとも就労の意欲があり、

可能な旨の医師の診断書があれば、

相応の等級と裁定されて、

年金の支給額も上下することが

多いように感じられました。

その点、精神の裁定は、

言い方がアバウトですが、

まだ大雑把ですし、

同じ2級の年金をもらっている人でも、

それでギリギリの生活を

せざるを得ない人もいれば、

バイトくらいはできて、

年金と給与所得の両方で

家族を養えたりする人もいたり、と

過渡期なので仕方がないとは言え、

まだ混迷している部分は

多分にあると思います。

これにはいろんな社会情勢もあり、

むしろこれでも進んでいるほうだ、

と私は解釈しているので、

現状を咎めるつもりまでは

ありません。

ただ、現状維持ではなくて、

少しでもいいので前進することを、

強く希望していたりもします。

今日会った彼にも、

「状態がいいように見えるから、

てっきり就職したとばかり思っていた」

と、言われたくらいですから、

これからの課題は、やはり

就労実績を増やして、精神でも

社会進出が盛んになるべく、

ガイドラインを整備していかねば

ならない、ということです。

ただ、障害者を10年やってきて

感じたのは、健常者の救いの手を

待っている姿勢では、前進

することもあり得ないし、

私たちが発言しやすいような、

お上のお膳立ては必要なのかな、

と言ったところです。

でも、それがなかなかできないのが、

私たちのような病気を持った者の

特性でもありますので、

家族やPSWの方など、周囲にいる人の

バックアップは不可欠でしょう。

ですが、

「就労は不可能ではないが、本人の意欲がない」

というケースも多く、

私がこんなことを書いても、

「制度が整備されて、就労を強いられるのは

嫌だから、やめてくれ。現状維持で十分。」

という反論も容易に想像できますので、

非常にデリケートな問題でもあります。

もっとも、当の私でも、身体や知的の方のように

制度が整備されるのは、このままの

スピードでは私たちが生きている間には

無理、とも感じている訳ですけどもね。

ですから、私もこれから活動をしていく

上で、仲間も必要な訳ですが、

この点を押さえてもらえていることはもちろん、

言ったり書いたりするだけでなく、

動ける状態で、動きたい人、

という対象に絞られますので、

この作業は難攻を予測しているのが本音です。

以前に、

「謙児のブログが読みたいのであって、

支援活動をして欲しくて応援しているのではない。」

などと言ってきた人がいましたが、というか、

かなりの割合でこういう人が占めていた、

と予測しているのですけども、

私にとっては、それは本意ではありません。

ブログだけ書き続けて、内輪受けして終わるだけ。

そんな人生は私は嫌です。

ですから、私にとってブログを書き続けることは、

手段であって目的ではない、ということを

どうか理解してほしいと思います。

「毎日、午前0時に記事が更新されているのが当然。」

などと、どこかで思っているような人は、

意向を反映できないことも、これから多々

生じてくるものと思います。

ですから、

「そんなこと言わないで、ブログ書いて。」

という意見は、私の目指している方向性とは

違うことを認識してほしいと願います。

携帯で読んだヨ!

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