夢見る精神障害者

アスペルガー症候群なのか、統合失調症なのか、医者によって見解が違うのですが、今は両方の疾患名を持っています。 精神疾患にまつわるお話を綴りました。

人はひとりでは生きていけない

こんにちは、謙児です。

たまには、原点に立ち戻ったような

記事を書くのもいいでしょう。

「人はひとりでは生きていけない」

再びひとり暮らしを始めて時間も

かなり経過しましたが、

今、このことを強く思い返したり

しています。

今はネットビジネスとか、

株式や外貨の取引がネットを

使って自宅でできてしまえる

時代なので、才能さえあれば、

PCに向かっているだけで

生計を立てることも不可能

ではないのですが、

それだけでは、人間はダメに

なります。

ITを専門分野としていた私

だからこそ、あえてこのことを

訴えたい気持ちは大きいです。

古い話になりますが、

グアムで28年間潜伏生活を送っていた、

日本兵横井庄一さん、

若い方はご存じないですかね。

太平洋戦争が終わったことを

知らされず、ひとりで野生とも言える

生活を送っていた人です。

横井さんも、救出された時は、

精神に異常をきたしていた、

という説もあったりします。

やはり、人は支え合ってこそ、

生きていけるものだと、

私は強く思うのです。

これを読んでいる皆さんの

多くは、人間関係で辛い

思いをした人も数多いことと

思います。

できるだけ、人との接触

避けよう、と無意識に

思ってしまう人も多いと

察しています。

ですが、そこをクリアして、

形を変えてでも、良き人間関係を

築いていくことが、

回復に向けた大きなポイントだと、

あえて私は説を唱えたいです。

ここでポイントとなるのは、

「ネット上での付き合いは

人間関係のうちに入るのか」

ということですが、

厳しいようですが、私は

「NO」と答えます。

せめてスカイプでの音声通話での

付き合い程度はないと、

「リアルな人間関係」とは

言えないと考えます。

大切にしていた人と接していた

時の感覚を思い出して

みてください。

声や表情や仕草で、

その人の温もりを感じて

いませんでしたか?

それが本当の人間らしい

生き方なのです。

それがないと、内に向かって

しまって、いずれは心が

折れます。

ネットでの付き合いだけだと、

その「温もり」を感じることが

希薄となり、誤解や争いを

生みやすいと思うのです。

去年、私ができるだけ

いろんな人と会おうと

努めた理由はそれです。

実際に会わないとわからない

ことって、恐らく予想以上に

たくさんあります。

感覚的なものが大きいので、

言葉で実感はし辛いでしょうが、

気があった人とリアルで

会う、ということは、

かなり精神的な充足度は

高いですよ。

出会いのきっかけは、

もちろんネットでも

いいでしょう。

ですが、その信頼関係を

ホンモノにしたいと

願うのならば、

ぜひともリアルな関係に

発展させて欲しいと

祈ります。

こんな時代だからこそ、

人間関係はアナログで

あるべき、と

IT技術者でもあった私は、

強く訴えたく思います。

もちろん、心理的なものや、

距離的な支障があって、

すぐ実行に移すには

難しいことも多いのは

承知しているのですが、

どこかにこのことを

とどめておいてもらえれば

私は嬉しいです。

なので、私は今年も、

いろんな人と会うために、

旅することを続けたいと

思います。

この想い、皆さんの

胸中に届きますように。

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