夢見る精神障害者

アスペルガー症候群なのか、統合失調症なのか、医者によって見解が違うのですが、今は両方の疾患名を持っています。 精神疾患にまつわるお話を綴りました。

私の入院生活5

こんにちは、謙児です。

それからも、こんなことの

繰り返しでした。

精神病棟に入院しているのに、

病んでいる状態から常に

解放されない気分でした。

それから更にまた、解放病棟に

移されて、心理療法なども

やってくれることに

なったのですが、

今更って感じでした。

「死ぬまでこの病院にいるのかな」

私はいつもそう思っていたので、

かなり悲哀感が漂っていたはずです。

「ひょっとして、死にたいと思っていませんか?」

ある日、心理療法の先生から

ズバリ、そう言い当てられました。

私は頷くしかありませんでした。

それがもたらした結果は、

また「閉鎖病棟送り」でした。

そして、前回に書いた「最悪の症状」の

頻発は相変わらずでした。

もう一度その件は主治医に訴えたのですが、

今度はちゃんと聞いてくれたかに思えました。

しかし、それでどうなったか、

というと、「薬の過剰投薬」が始まった

次第です。

確かにそれで症状は出にくくなりましたが、

その副作用もひどいものでした。

歩いたり、食事したり、ともかく

思うように体が動かず、

まるで軽い麻痺のような状態に

なっていたのです。

廊下を歩いていただけで、

他の患者さんから

「がんばれー」

と言われたり、

食事で、いの一番に私の分を

出してくれたにもかかわらず、

私が食べ終わるのが一番遅く、

下膳のカートも下げられた後

だったりしたので、他の病棟の

下膳の中に入れてもらいに

行ったり、

それはそれは、情けなかったです。

ただ、それほどまでに強い

投薬をされていたので、

悪いことを考えるような

思考力もなかったようです。

それが本当に私にとって、

いいことなのか、

あえて書くまでもないでしょう。

つづく・・・

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