先んずれば即ち人を制す
【最近、礼節をわきまえていない方が目立ちます。
いきなり自説を唱えたり、馴れ馴れしく接触するような
方には、リアクションしませんので、ご了承ください。】
ライブドアが「日本ブログメディア新人賞」なるものを開催するようです。
http://blog.livedoor.com/award/
よかったら、私のブログでも推薦してくださいまし。
こんにちは、謙児です。
たまには、高尚なネタを。
「先んずれば即ち人を制し、
後るれば即ち人の制する所と為る」
私の好きな漢詩です。
これを現代風に砕けて翻訳すると、
「世の中、何でもやったもの勝ちで、
その専売特許はその人のもの。
逆に、他人のマネばかりしていても、
決して勝者になることはできない。」
検索しても、秦の始皇帝がどうとか、
コムズカシイことしか書いてないもので、
わかりやすく読み替えてみました。
こういうスピリッツって、実はとても
大切なことだと私は思います。
往々にして日本人は、良くも悪くも
成功者のマネをするのが好きな
人種なので、頼れるものを探したい、
って気持ちが大きくなりがちですが、
私は、いくら人から変人、と言われても、
自分のパーソナリティを通すことも、
また重要なことだと思うのです。
もっとも、日本社会ではその加減が
難しくて、あまりにも我を通そうとすると、
「ジコチュー」とバッシングを
食らってしまいます。
ですから、日本人の大好きな「協調性」は
常日頃尊重しつつ、タイミングを見計らって、
自分の意見を述べるってのが、
恐らく正攻法だと思ったりします。
諸外国では、議論になったらお互いに
ガンガン意見をぶつけ合ったりするのですが、
日本人から見ると、その光景は
喧嘩しているようにしか見えないでしょう。
でも、実はそうじゃないんですね。
議論が終わったら、何事もなかったように、
また普通の話に戻ったりします。
世界的に見ると、そのほうが自然なんですが、
何故か日本だけはそうじゃない、
それだけ平和主義者が多いってことでも
あるのでしょう。
ただ、それが故に日本人の場合、
言い争いになったが最後、仲違いに
至ってしまうケースも多いのが、
実情でもあります。
でも、何だかんだ言って、こういう
国民性は昔から変わっていないので、
どんな集合体であっても、しっかりした
リーダーの存在も大切です。
ですから、そんな人材も巣立たせて
いけるような世の中を、
思い出してもらう必要も
あるんじゃないのかな、と
何となく書いてみました。
と言っても、それほど深い意味はありません。
それにしても、この漢詩、高校の
古典の授業で習ったりしますけど、
何で男は冒頭の「先んずれば」を
正しく「さきんずれば」と読まずに、
「せん・・（略）」と読みたがるのでしょうね???
「せんずればすなわちひとをせいし・・・」
いくら何でも、そりゃあんまりでしょうに。
人気ブログランキング投票
↑↑↑アクセス実態調査のため、一日一回必ずクリックのご協力をお願いいたします。
この記事をtwitterへRTする
