夢見る精神障害者

アスペルガー症候群なのか、統合失調症なのか、医者によって見解が違うのですが、今は両方の疾患名を持っています。 精神疾患にまつわるお話を綴りました。

営業マンな一日

こんにちは、謙児です。 今日はやっと社長らしく動いた一日でした。 アポ取って、子会社とは言え、大手企業の グループ会社の部長さんとお話させて いただけることまで漕ぎつけたのも、 ある意味快挙なのかもしれませんけど、 会ってみたら、その理由がたちどころに わかりました。 何のことはなくて、その部長さんも 時期はズレていたのですが、 私が働いていた情報システム子会社 にいたことがあったのだそうです。 なぁーんだって感じです。 ですんで、元々は親会社の籍の方でした。 これは、予想の範囲内でしたので、 さほど驚きませんでしたけど、 在職中に、組織をまたいで私がお世話になった 役付きの方の名前を数名挙げたのですが、 全員知っていました。 なんだかなぁって感じです。 そんなことなら、元上司を直接当たっても 良かったのかもしれませんが、 私は私で思うところがあり、 あえてそういう戦略に出たので、 私のことを全く知らなかった方でしたから、 かえって先入観を与えることなく 話せた、という感じもします。 営業なんてするの、本当に久々でしたから、 うまくできるか、とても心配でしたけど、 下手に転職を繰り返したおかげで、 今では、やってみたらあっけなかったです。 要するに、入社試験の面接の感覚で やりゃいいだけ、ということに やっているうちに気づきました。 単にアピールするものが、自分自身ではなくて、 商品だということ、その違いだけでした。 ただ、相手は大きな組織の一端です。 共通の話題が多かったとしても、 受け入れてもらえるかは別の話です。 いくら商品のメリットを主張しても、 企業にマッチしていないのなら、 受注は取れません。 私のオリジナルの商品であれば、 融通を利かせればいいだけですけど、 今回のは、そうではありませんので、 デメリットを突かれて、それを理由に NGということになれば、 いくら私の対応に問題がなかったとしても、 商品開発元の方針のせいで、残念な 結果になってしまいます。 なので、難しいところですが、 逆を言うと、私に非があって 受注に至らなかったという訳では ないのですから、 面接で落とされたよりも、 いくらかショックは感じない ものでもあったりします。 それを考えると、私が新卒時代のときは、 随分ヒドい営業をしていたものだ、 とも思ったりします。 もっとも、ロクに教育もされなかった のですから、致し方ない訳でも ありますが。 しかし、社会人経験を重ねていくうちに、 営業職はやっていなかったのですが、 いつの間にか営業もできるように なっていたとは、何とも不思議な感覚です。 そんな感じでやっていけば、 古巣の大手企業を落とすのは無理としても、 中堅企業の社長くらいなら、数当たれば イケるような気がしてきました。 ですんで、今日の話はダメになったとしても、 次への自信につながったような、そんな 気もしました。 と、いうことで、段々と私も、社長らしく なってきています。 それは、どうか安心してください。