夢見る精神障害者

アスペルガー症候群なのか、統合失調症なのか、医者によって見解が違うのですが、今は両方の疾患名を持っています。 精神疾患にまつわるお話を綴りました。

会社の寿命は30年

こんにちは、謙児です。

先日お伝えした通り、

方針を変えたので、今日は経営寄りの

記事になりますことを、

ご容赦ください。

世の中の流れに関心がある方に、

まずは読んでもらいたいのです。

以前、違う場所ですが、

「木を見て森を見ず」であっては

いけない、と書きました。

なので、まずは社会の現状のことを

中心に綴っていきたいと思います。

と言っても、あまりに一般の生活と

かけ離れすぎた、専門知識を要する

話までは避けるつもりです。

そんな話ばかり書いても、

最終的に何が言いたいのか、

理解してもらえねば、

何の意味もありませんからね。

あえてそういう話題を書くことがあっても、

わかりやすい解説は欠かさないように

努めたいとも思います。

さて、今回つけたタイトルである、

「会社の寿命は30年」、経済を

勉強したことがある人ならば、

幾度となく聞いたことがあるはずです。

書かれた日付が古いですが、日経の記事に

次のようにもあります。

http://www.nikkei.co.jp/needs/analysis/04/a040922.html

もちろん、30年以上続いている会社も、

この記事の中でも多数ありますが、

例えば、「任天堂」などは、

国内で花札やトランプを中心に作っていた

時代からの通算ですから、

名前が変わっていないだけで、

創業当時とはまるで異質の会社と

考えても差し支えはないでしょう。

それほどの経営刷新を時代とともに

改革し続けて行けたような会社でないと、

どんなに名が知れていようと、

従業員数が多かろうと、

いずれは衰退期が訪れるのだと思います。

つまり、キーポイントは、

創業当時のベンチャー魂のスピリッツを、

いつまでも維持できるか、

私はそう考えています。

安定した大企業に勤めたから、

と言って、大船に乗った気でいる

人のほうが多ければ、

経済が成長するとは、私は思えません。

民間企業でも身分の「安定」を求めたければ、

経営危機の時に必ず政府が援助するような、

公益事業が基幹業務である会社を選択するのが

ベターでしょう。

もっとも、そういう会社は政府との

癒着も強く、限りなく公務員に近いような

気もします。

職を選ぶにあたっての相違点は、

生涯賃金くらいじゃないかと思います。

それすらも、年功序列と終身雇用が崩れた今、

中年期以降のリストラに怯えながら、

という状況になる訳で、

「大きくて、名が知れているから」

という理由で会社を選ぶのが

主流だった時代が続いていたのは、

何だったのだろうか、という感じもします。

それまでの日本の教育の問題でも

あるのですが、

要するに、今までは大企業で「普通に」

活躍できるような、ルーチンワーク

業務効率化ができる人材を育てる

教育しかしていなかったように

思うのです。

その最たる例は、「偏差値至上主義」でしょう。

「いい大学→いい会社」

誰がこんな公式を作ったんでしょうね。

私が高校生だった時など、

「行った大学で人生が決まる」なんて

当たり前に言っていた人もいたくらいでした。

アメリカなどに行くと、

「君は、能力が人並だと思うから、

安定した大企業を選んだのかい?」

なんて、日本のエリートサラリーマンは

言われているそうです。

アメリカの流れが全てではありませんが、

グローバルにみると、自分に自信があるなら、

起業したり、ベンチャー企業の厳しい現場に

就くのが、どうやら主流だったようです。

経済成長の本質とは、私はどうも

こういう考え方だったのではないか、

と思う節はとても今は強いのです。

残念ながら、今でも若者は何でも

「マニュアル」を求める傾向が

強いとの話をよく耳にします。

要するに、職にも「正解」が欲しい、

ということですね。

親の時代からそうだったので、

自然にそうなるのは無理もないんですが、

それが日本の経済成長を今止めている

大きな要因のひとつだと、

気付いている人は、どのくらい

いるでしょうか。

私の場合は、他に選択肢がないので、

仕方なく「起業」という発想に及んだ

のですが、調べてみればみるほど、

この選択は、間違っていなかったのかも

しれない、と思えるように

なりました。

ですから、どんな目に遭っても、

こんな体になってでも、

私は「挑戦」し続けることを、

諦めたくはないのです。

携帯で読んだヨ!

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