夢見る精神障害者

アスペルガー症候群なのか、統合失調症なのか、医者によって見解が違うのですが、今は両方の疾患名を持っています。 精神疾患にまつわるお話を綴りました。

社会的入院

【はじめての方は、最初からお読みいただくことをオススメします。】

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こんにちは、謙児です。

今日は、ちょっと真面目な

話です。

でも、皆さんも他人事として

捕らえていいのか?

という、問いかけも込めて、

あえて書いてみたいと

思います。

最近は、テレビでも、

よく報道されるように

なりました。

社会的入院

一応、わからない人のために

説明しておきますと、

退院しても、行く場所も

社会で働けるだけのノウハウも

なく、本当は退院もできるのに、

病院に残らざるを得ない

人たちのことです。

実際、私が長期間入院していた

病院にも、こういう人たちが

多数いました。

実に入院歴ウン十年とか

そんなになるそうです。

もっとも、最近は首都圏を

中心に、それではいけない、

ということで、社会復帰

訓練を実施して、

住む施設なども提供して、

病院から脱出させる施策も

ようやく施されるように

なりましたが、

それでも、全国で見ると、

これから、という感じです。

皆さんも、働けない体になって

老後を迎えたら、どうなるのだろう?

と、心配している人も

多いかと思いますが、

少なくとも今までは病院が

その受け皿になっていました。

ようやく、最近になって、

グループホームなどといった

サービスが増えてきた傾向には

ありますが、数としては

全然足らず、入所希望者が

数多く待っているとの話です。

それにしても、あんまりな話

です。

どこにも行く場所がなくて、

病院から出れないなんて・・・

しかも、実際私も接したから

わかるんですけど、全然普通の人

なんですよ。

むしろ、いい人のほうが

多いくらいです。

若いうちに入る私には、

よくシーツのたたみ方とか

親切に教えてくれてました。

でも、こんな現状があるから、

この分野は遅れている、

なんて言われるのでしょうが、

じゃあ誰が悪いのかというと、

かなり昔の国の政策まで

遡らなければ

いけなくなってしまいます。

もちろん、一人暮らし

できる人は、福祉サービスや

ボランティアさんの手を借りて、

作業所に通いながら、

何とかやっている人も

多いですが、そんな将来しか

ないのか、と考えると

絶望的な気分になる人も、

きっと多いでしょう。

なので、私たち当事者も

今後できることは協力していく

姿勢は、たぶん大事です。

明日への希望を信じて

夢見なきゃいけないのは、

他ならぬ私たちなのです。

私個人の意見ではありますが、

この障害を抱えていても、

社会に役立てることが

何かある、そのスピリッツは

多くの人が持ったほうが

いいのだと思います。

確かに、急激に変えることは

難しいですが、

少しずつ紐解いていかねば、

向上も有り得ないかもです。

私たちは、決して無理を

する必要はないんですが、

ただ、行政がしてくれることを

待つだけでは、なかなか

進むものも進まないのでは、

と思ってみたりもしています。

今日も、深い話になって

しまいました。

ですが、私にとっては、

大切なことを書いた

つもりです。

どうですか?

これじゃ、いけないと

思いませんか?

少しでも、希望ある

人生を過ごすためにも、

何かできることは

ないのか。

私は、そんな想いも

込めて、このブログを

毎日書いていたりも

するんですよ。