夢見る精神障害者

アスペルガー症候群なのか、統合失調症なのか、医者によって見解が違うのですが、今は両方の疾患名を持っています。 精神疾患にまつわるお話を綴りました。

精神障害者と知的障害者

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こんにちは、謙児です。

最近、腹が立ってしょうがないのですが、

一般の人は「精神障害者」と「知的障害者

とは違う、ということを全く理解して

いないです。

それだけ、まだ周知されていない、

という証拠ですが。

更に始末が悪いのは、

「そうなってしまった以上、もはや

救いようが無い」

と考える人がどれだけ多いことか。

これじゃ、いつまで経っても

偏見がなくならないハズです。

知的障害者の方のほうが、

実は事態は深刻で、そのほとんどが

持って生まれたものなので、

回復はもっと困難を極めます。

しかし、早くから認められていた

障害なので、就業例も数多く

あり、サポート体制も

きちんと整っています。

そういった面では、恵まれていて

羨ましく思うところもあります。

実際、私も3障害(身体、知的、精神)

一緒の作業所に通ったことが

ありますが、知的障害者の方、

考え方も前向きで、仕事に

対しても熱心で、本当に関心

させられます。

知的障害者っていうと街中で

奇声を発している人を、

思い浮かべる人が多いかと

思いますが、実はそれこそ「偏見」

です。

知的障害者の人は、本当に

よく頑張っています。

そして、いつも周りに迷惑を

かけていないか気にかけながら、

それを一生懸命セーブ

するように努めています。

と、これだけ説明すると、

私が「腹が立つ」と言った理由を

わかってもらえると思います。

もちろん、両方を一緒に患って

いる人もいますが、

基本的に、

精神障害者」と

知的障害者」は全く別物です。

ごっちゃにしたら、私たちも

ショックですが、それ以上に

知的障害者の方にとても

失礼です。

ですが、私たちは本当は、

知的障害者の方の生き方や

スタンスを、本当は

見習わなくちゃいけないんだと

思います。

彼らと仕事を共にすると、

本当に勇気付けられます。

「どうしたら、いつもあんなに

明るくしていられるのだろう」

本当にそう思います。

ただ、いずれの障害でも

とても深刻な人もいて、

世の中の人は、そんな

とても深刻すぎる人だけを

見て、「障害者とは、こういうものか」

と勝手に判断しているんです。

もちろん、そうじゃありません。

絶対に、ち・が・い・ま・す!

ですから、私たちは、そのことを

論じてわかってもらう、とする

のではなくて、態度で示すことで

理解を深めてもらうことが、

必要なんだと思います。

それができる人が増えてくれば、

それを世に広く知ってもらえれば、

「偏見」というものを、拭い去る

ことが、あるいは可能なのかも

しれません。

身体障害者の方も、知的障害者の方も、

本当はみんな優しい方ばかりです。

それは、辛い思いを知っていて、

思いやる心がわかっているからです。

そして、彼らは私たちのこと、

本当は羨ましく思っているのですよ。

それは、「全快できる可能性が最も高いから」。

ですから、私たちが何か動こうと

することは、他の障害者の

方をも勇気付けていることにも

なるのです。

だから、挫けちゃダメなんです。

私たちを応援してくれている方って、

実はとても多いんです。

そのエールに私たちは気付いて、

本当は歩いて行かなきゃ、

いけないんです。

どうか、気付いてあげてください。

応援してくれている人の気持ちを、

私は蔑ろにはとてもできません。