夢見る精神障害者

アスペルガー症候群なのか、統合失調症なのか、医者によって見解が違うのですが、今は両方の疾患名を持っています。 精神疾患にまつわるお話を綴りました。

アンケート結果、総評

【最近、礼節をわきまえていない方が目立ちます。

いきなり自説を唱えたり、馴れ馴れしく接触するような

方には、リアクションしませんので、ご了承ください。】

ライブドアが「日本ブログメディア新人賞」なるものを開催するようです。

http://blog.livedoor.com/award/

よかったら、私のブログでも推薦してくださいまし。

http://ameblo.jp/yumegai/

こんにちは、謙児です。

この度は、私が実施した

アンケートに多数の人に

ご協力いただき、ありがとう

ございました。

結果はこちらです。

私のブログから以外でも、

広く投票できるサービスを

利用したため、必ずしも、

私の読者様だけの意見を反映

しているとは限らないの

ですけども、

メンタルヘルス分野で

「注目度堂々1位」を

獲得できるなんて、

夢にも思っていませんでした。

改めて、深くお礼申し上げます。

また、システムの都合上、

複数回答ができませんで、

ご不便をおかけしましたことを

深くお詫び申し上げます。

もっとも、「あえて1つ選ぶとしたら」

という回答形式にした今回のほうが、

皆さんが感覚的にどこに

重きを置いていたのか、というのが

浮き彫りになった感じもしますし、

これはこれで、結果オーライだった気も

しています。

さて、これは最初に言っておくべき

だったのかもしれませんが、

私も「実態を暴こう」という目的で

このアンケートを実施した訳では

ありません。

むしろ、回答が多岐に分かれるのを

承知で、システム上作成できる、

最大数の選択肢を何とか用意した

つもりだったのですが、

実際、見事に割れましたね。

これは、私の所感ですが、

やはり精神保健分野の治療法は

画一化されたものではあっては

いけないことを、再認識した気がします。

もちろん、医学界に物申すほど

私には権利も権限もありませんけど、

これ、結構使えるサンプリング

なんじゃないかと、密かに

達成感を味わっているところです。

そんな感じで、数字から読み取れる

推測を書いていくことにしましょう。

総括

私が予測し得る、ほぼ全ての

選択肢に得票がありました。

また、グラフの波から、

その中でもさらに、グルーピング

できることにも気付きました。

大きく分けると、

「元々、病気になりそうな下地があった」

という人と、

「社会人になってからの急激なストレスに

耐えられなかった」

という人の、2つに大別できると思います。

もちろん、正直に「わからない」という

意図の回答をいただいた方もいますけども、

思ったよりも少なかった、というのが

意外性があり、正直なところです。

消しましたが、論外な選択肢がない旨

クレームをコメントに書く人もいましたけど、

逆に「そんな選択肢もあったか!」という

コメントもなかったのが、印象的でした。

それでは、グルーピングしたものから、

それぞれ追って見ていくことにしましょう。

1.元々、病気になりそうな下地があった人

幼少時の生活環境 8件 (12.9%)

先天的な性格等 8件 (12.9%)

親の教育 5件 (8.1%)

中高生時などの成長期の生活環境 1件 (1.6%)

学生時代の人間関係 2件 (3.2%)

幼少期の人格形成や、持って生まれた性格に

起因する、と考える人が、この統計を

見る限りでは、最も多いと読み取れました。

確かに、この病気はかかりやすい性格の

傾向は存在するのは確かかと思います。

実際、私もそうです。

ただ、そういう性格だからと言って、

必ず発症する訳でもありませんので、

その後にどれだけ精神的負担になる

事象が発生したのかとか、ストレス耐性

の個人差、というのも絡んでくるでしょう。

また、そう考える人は、ストレスを

溜め込みやすいのかも、と思ったりします。

これも、早い時期に上手なストレス解消法も

身につけておけば、あるいは回避できた

のかもしれません。

もちろん、今からでも決して遅くはないと思います。

次に、「親が悪い」というのは、大昔に

主流だった説です。

今でも、それが当てはまる人も、もちろん

いるでしょうが、大多数ではないと私は考えます。

実際、割と得票はあったほうですが、極端に

多い訳でもありませんので、やはり今の時代に

合う主流の説では決してないでしょう。

とは言え、実際に「親の教育」に問題が

あったのだとしても、本人の自覚や努力で、

改善へ向かわせる可能性も秘めている

ケースかも、と思ったりします。

ただ、ドクターが簡単に古い説を当たり前のように

患者に言うのは関心できないですね。

それよりも、今からできることは何か、

ということを探ったほうがいいように思いますよ。

2.実社会や家庭での過度のストレスに遭った人

進学や就職時の強いストレス 1件 (1.6%)

職場での人間関係 6件 (9.7%)

家庭での人間関係 6件 (9.7%)

親族との人間関係 1件 (1.6%)

過労・激務 4件 (6.5%)

二番手に大きい理由としては、まさに現代病と

銘打っていいような、上記のような理由でしょう。

職場・家庭ともに人間関係のストレスとして、

得票が多かったですが、このふたつは密接に

絡んでいるような気もしています。

そもそも、現代はストレス社会とも言われ、

普通に仕事をしているだけでも、何らかの

無理が生じていると私は考えていたりしますが、

職場でのストレスを家庭でしか発散できないような

人も、また多いのではないでしょうか。

その結果がDVであったりし、配偶者をも脅かす

事象が発生していると仮定することもできます。

でも、そうやって荒んだ心を元に戻す方法は、

より弱い者を叩くことではありません。

私は、そのことを多くの人に理解してもらわねば

ならないことだと切に感じます。

ただ、その受け皿が少なかったりするのも、

また事実です。

よりよい社会を形成していく上で、

そういったシステムの整備も広く行われて

いかねばならない必要性を強く感じます。

過労・激務、についても多少の得票はありましたが、

私もこれに該当する部分もあるので、

逆に意外だったのですが、仕事そのものの

ストレスというよりは、取り巻く人間関係の

悩みを持つ人のほうが多いのだな、と実感しました。

確かに、原因が過労・激務だけであれば、

転職すればいいだけの話ですし、ここを特に

強調したい人は、実はそれほど多くはなかった、

というのが私の見方です。

もちろん、あまりにも仕事をしすぎると、

肉体的にも異常が発生しがちですので、

メンタルヘルスとは直接関係はないですが、

そのことも意識したほうが、多分いいのだと

思います。

3.明確な回答を出せなかった人

原因など特定できるわけがない 5件 (8.1%)

その他(の一部)

おそらく、思い浮かぶことが多すぎて、

順位のつけようがなかった人が

多いのだと思いますが、

思い当たる節もなく、突然精神的不調が

発生した、ということでもないような

気もします。

もし、そうであるとするなら、

それは心療内科や精神科で解決できることで

なくて、脳神経外科などの範疇だと思います。

それはともかく、もう思い出したくもないことが

多数ある人が多いでしょう。

ですが、時間が解決しそうになければ、

やはりカウンセラーさんなどの手を借りて、

解きほぐしていくことも、肝要かと思います。

最初は言葉ではなかなか説明できる

いい言葉が浮かばないこともあるでしょうが、

ひとつひとつ潰していくことができれば、

道も見えてくるような気もしていたりします。

4.その他少数意見

現在の日本のムードや雰囲気 5件 (8.1%)

心療内科や精神科の対応の不手際 2件 (3.2%)

意外と、こういう選択肢にも得票がありました。

前者は特定の会社などのせいではなく、

日本社会全体として、疾患が発生しやすく

なる風潮がある、と読んでいる人なのだと

思います。

「古き良き時代」はとっくに過ぎ去った、

ということでもあるのでしょうね。

そして、新しい時代とは、こうであって

いいのか、という問いかけでもある気がします。

後者にも、若干の得票がありましたが、

逆にこの程度でしたら、世の人は病院を

信頼していない訳ではないと解釈することも

できます。

ただ、確かに病院によって対応が様々なので、

「もっと自分に合った病院を探しておけばよかった」

と、後悔している人も中にはいるのは

事実でしょう。

5.精神疾患に理解がない人

単なる怠けや、精神力の鍛錬不足 2件 (3.2%)

精神疾患など、はじめから存在しない 0件 (0.0%)

その他(の一部)

今回、回答いただいた方は、相当数が当事者関連

の人だったように、お見受けしていますが、

中には妙なコメントを残す人も何人かいました。

オカルトっぽい理由を挙げた人もいて、

処遇に迷ったのですが、今回は予測の範囲内の回答では

なかったので、割愛させていただきました。

その他は、予測はしていたのですけども、

「脳に異常が発生」という選択肢がない、

と言いたかっただろう人もいましたけど、

それは原因ではなくて、結果ですよね。

こんなコメントを残されては、せっかくまじめに答えて

くれた当事者の人に不快な思いをさせて

しまいますので、消しました。

でも、それだけ精神疾患とは「脳が突然おかしくなる」

病気だ、と認識違いしている人が多い、

という表れでもあったように思います。

また、怠け・鍛錬不足や、そもそも病気でない旨の

選択肢もあえて設けていましたが、

ほとんど得票がなかったのも、特徴でした。

母数にそういう考えを持つ人が少なかったのも、

一因でしょうが、疾患としても世に認められてきた

のかな、という印象も持ちました。

以上、長くなりましたが、

今回のアンケートの総評とさせていただきたく

思います。

ありがとうございました。

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